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『激ロック』スペシャルコーナー【6月レコメンドアイテム】

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BEYOND ALL RECOGNITION / 『Beyond All Recognition』
GENRE : DUBCORE

先進的な“ダブコア”サウンド再び!
シーンを揺るがす壮大なアルバムが完成!

“ダブコア”のパイオニアが再び斬新なサウンドを携えて登場! 今作では、これまで以上に多様なエレクトロやダブステップのアプローチを見せつけ、さらにクリーン・ヴォーカルも効果的に使うなど楽曲の振り幅が拡大している。怒涛の如く畳み掛けるヘヴィな楽曲のあとに、静かに奏でるピアノのインストを持ってきたり、ドラマチックなメロディと激しいスクリームが絡む緊迫した演出や、スローな楽曲で緩急を持たせたりと、ロード・ムービーのような、物語を感じる作品に仕上がっている。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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NIGHTSHADE / 『Predilections』
GENRE : DEATHCORE, METALCORE

SNSの日本語投稿も話題のフレンチ・デスコア・バンド!

ASKING ALEXANDRIAなどを手掛けるプロデューサー Joey Sturgisをミックス&マスタリングに迎えた新作。地を這うようなグロウルと激しいシャウトはそのままに、ブラストビートと不穏な重低音も要所要所で効かせつつ、クリーン・ヴォーカルや洗練されたシンセ・サウンドなどのキャッチーな要素も増え、グッと進化した印象に。他のデスコア/メタルコア・バンドにはない、艶やかなリフやエモーショナルなメロディなどを織り交ぜた壮大なサウンドは、唯一無二の個性を生み出している。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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POLYPHIA / 『Renaissance』
GENRE : FUSION, PROGRESSIVE ROCK

テクニカル・インスト・シーンの新風!

プログレッシヴでテクニカルなインスト・バンドが多く出現している中でも、頭角を一気に現し始めているバンドがこのPOLYPHIAだ。2ndアルバムとなる今作では、1st以上にメロディに対する深いこだわりを感じさせ、歌うように奏でられる流麗なギターは、どこか歌謡的で我々日本人の心にじわりと響く。後半のハイライトとなる「Crush」では、そのメロディの包容力に爽やかな感動が訪れた。テクニカルさをこれ見よがしにひけらかさず、随所で職人技を光らせるセンスの良さには親近感すら覚える。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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KVELERTAK / 『Nattesferd』
GENRE : BLACK METAL, HEAVY METAL, HARDCORE PUNK

世界中のヘヴィ・ロック好きがノックアウト!
ノルウェー産のトリプル・ギター擁する6人組、3rdアルバム!

過去2作はCONVERGEのKurt Ballouがプロデュースを手掛けていたが、今作では初めて母国でのレコーディング、バンド自身によるプロデュースで臨んだ結果、80年代エッセンス満載の会心の1枚となった。驚くほどキャッチーなギター・リフにハーモニー、縦横無尽に動き回るベース、緩急自在のドラムス、ノルウェー語で歌われる迫力のスクリームとメロディ、そのすべてが過去最高の熱量を放ち、シンプルながらも練り上げた爆裂サウンドは愉快痛快。限界までボリュームを上げて聴くべし。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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FEAR OF DOMINATION / 『Atlas』
GENRE : INDUSTRIAL METAL

フィンランドのメロディック・インダストリアル!
ダークでヘヴィな4thアルバムをドロップ!

時にUS的な冷たさを見せつつも、それを北欧のあたたかみのあるメロディで包み込むような今作は、どこかRAMMSTEINのような不気味さもあり、そのレンジの広さは相変わらず計り知れない。シンセを大々的にフィーチャーしたTrack.2「Divided」では、オペラティックなサビのコーラスも印象的なスリリングな展開に圧倒。そしてTrack.6「Carnival Apocalypse」のゴシックなキャッチーさは同郷のTO/DIE/FORのようでもあり、非常に面白い。ぜひ、この独特な世界観にのめり込んでみてほしい。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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ISSUES / 『Headspace』
GENRE : SCREEMO, METALCORE, POST HARDCORE

やりたい放題が止まらない!
R&Bのみならずカントリーにもアプローチする新作!

スクリーモ/メタルコアに本格派のR&Bサウンドを取り入れ、斬新さを打ち出した彼らはこの新作でも大胆なアプローチに挑戦。もはやラップ・メタル/ミクスチャー・ロックと言える作品になっている。そんな進化を遂げる一方で、若手カントリー・シンガーのJon Langstonをゲストに迎えると同時にフィドルも使い、カントリーにもアプローチしたTrack.4「Yung & Dum」。グルーヴィなベースのフレーズから始まるTrack.1「The Realest」から先の読めない展開の連続で、最後まで飽きさせない。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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BEARTOOTH / 『Aggressive』
GENRE : METALCORE

アグレッシヴな牙を研ぎ澄ませた力作!

今作は前作にあった牙をさらに研ぎ澄ました攻撃的なメタルコア・サウンドを掲げている。ヴォーカルは迫力が増し、演奏も押し引きのダイナミズムを備えたことで、楽曲そのもののパワーは倍増した。骨太で重厚にもかかわらず、エッジ際立つ衝動的なアプローチもたまらなくかっこいい。前作に引き続き、歌心を押し出した「Sick Of Me」、ハードコア風味の突撃ナンバー「Always Dead」のような楽曲もあり、ライヴで映えそうな楽曲ばかりが収録され、音源からも生々しいバンド感が伝わってくる。

荒金 良介【ライター推薦】

 

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO

掲載: 2016年06月17日 18:25