ヴィオラ・ビーチ、最初で最後のデビュー・アルバム『ヴィオラ・ビーチ』
2016年2月のスウェーデン・ツアー中に車が橋から転落しメンバー4人とマネージャーの全員が亡くなるという悲劇に見舞われた、イギリス出身の4人組インディー・ロック・バンド、ヴィオラ・ビーチ。発売されたばかりの最初で最後のデビュー・アルバム『ヴィオラ・ビーチ』。
事故直後には、元オアシスのリアム・ギャラガー、カサビアン、 ザ・ストー ン・ローゼズなどが彼らのシングル「Swings & Waterslides」を1位にしようという運動がSNSで展開された。コールドプレイのクリス・マーティンは「最悪のことが起こってしまったと思った。彼らにとって違った未来を作り出したいと思ってるんだ。彼らにグラストンベリーで曲を演奏してもらおうと思うんだよ」 語り、実際にヘッドライナーを務めた同ステージで、ヴィオラ・ビーチが演奏する映像をステージのバックに映し出し、音源に合わせるように「Boys That Sing」をパフォーマンスした。
踊りたくなるようなポップなギター・チューンで、ピースやトゥー・ドア・シネマ・クラブなどと比べられる事もある彼ら。デビュー作は、既に多くのメディアから絶賛をもって迎えられている。
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掲載: 2016年08月29日 14:56