眩しすぎるマイアミ・サウンド!!〈T.K.RECORDS〉リイシュー・シリーズ第3弾
THAT'S THE SUNSHINE!!眩しすぎるマイアミ・サウンド!
1970年代、極上のファンキー&メロウなマイアミ・サウンドを送り出し、ビッグ・ヒットを量産した名門〈T.K.RECORDS〉。
ディスコの勃興にもひと役買い、ダンス・ミュージック界を牽引した、この偉大なる巨大インディ・レーベルの豊潤なカタログより、レア盤も含めて厳選した、目もくらむようなサンシャイン・ステート発のダンス・ミュージック・リイシュー・シリーズ第3弾!
今回は、ベティ・ライトのオージェイズの名曲カヴァーも含むセルフ・プロデュースのアルバム、ジェイムス・ブラウンプロデュース、シングル・カットされた「Rock Groove Machine」を収録したThe J.B.'sの1979年のアルバム、ダンス・クラシック「The Party Freaks」収録アルバム含む、数々の傑作T.K.作品の演奏を手がけたスタジオ・ミュージシャン軍団、マイアミ2作品など!世界初CD化タイトルも!
〈T.K.RECORDS〉リイシュー・シリーズ 第3期10タイトル
・最新リマスター
・新規日本語解説付き
・価格 税抜1,800円
・発売日 2016年10月19日
オリジナルの体裁では初CD化 !
ベティ・ライト / ベティ・トラヴェリン・イン・ザ・ライト・サークル
世界初CD化!
ポーレット・リーヴス / シークレット・ラヴァー
ブランディ / クロスオーヴァー・トゥ・ブランディ
日本初CD化!
The J.B.'s / グルーヴ・マシーン
ファクツ・オブ・ライフ / ア・マター・オブ・ファクト
テッド・テイラー / テッド・テイラー (1976)
ウィルソン・ピケット / チョコレート・マウンテン
ティミー・トーマス / タッチ・トゥ・タッチ
マイアミ・フィーチャリング、ロバート・ムーア / ザ・パーティー・フリークス
マイアミ / ノートリアス・マイアミ
1. ベティ・ライト / ベティ・トラヴェリン・イン・ザ・ライト・サークル
好評だったライヴ盤に続いて、70年代の締めくくりとなったベティ・ライトのオリジナル・スタジオ作は、彼女自身のプロデュースによるAlstonでの最終作ともなった。ダレル・バンクスの「Open The Door To Your Heart」からオージェイズの名曲「Love Train」へと続くカヴァーの流れや、最大の聴きものと言えるバラッド「Thank You For The Many Things You've Done」まで、ベティらしさは健在。(1979 - Alston)
2. The J.B.'s / グルーヴ・マシーン
ポスト・ディスコ期の79年リリースながら、基本制作は70年代初期に行われていただけあり、プロデュースを手がけたジェイムズ・ブラウンが全曲のソングライトに関わり、精鋭のメンバーもしっかり参加している。冒頭を飾るシングル曲「Rock Groove Machine」をはじめ、そのカップリング・カットとなったクール・ファンクの「Rock」、セカンド・シングル「Just Wanna Make You Dance」など、さすがの切れ味。(1979 - Drive)
3. ポーレット・リーヴス / シークレット・ラヴァー
地元マイアミ出身の歌姫が、ブロウフライを名乗った奇人クラレンス・リードによるメイン・プロデュースで76年にBlue Candleからリリースした、記念すべきデビュー・アルバム。第一弾シングル「Your Real Good Thing's About T o Come To An End」は、アイザック・ヘイズ&デイヴィッド・ポーターによる楽曲でR&Bチャート89位に。リードのペンによる、タイトル曲のスロウ・ナンバーも絶品。(1976 - Blue Candle)
4. ファクツ・オブ・ライフ / ア・マター・オブ・ファクト
タイロン・デイヴィスの妹ジーンに、インペリアルズやフラミンゴスでも活動したキース・ウィリアムを擁し、もとはゴスペル・トゥルースを名乗っていた男女混成トリオのファクツ・オブ・ライフ。Kayvetteから78年発表の2作目であり最終作でもある本盤は、彼らを見出したサザン・ソウルの女傑ミリー・ジャクソンもゲスト参加した極上のスロウ「Did He Make Love To You」から、「Dr.Feelgood」のカヴァーまで実に濃密。(1978 - Kayvette)
5. ブランディ / クロスオーヴァー・トゥ・ブランディ
50年代から西海岸においてカデッツなどのグループで活動を始めた、超ヴェテランのソウル/ブルース・シンガー、テッド・テイラー。この翌年にはTK Disco から「Ghetto Disco」 の12インチを出すことにはなるが、TK傘下でのアルバムはAlarmからの本作のみ。R&B64位の「Steal Away」をはじめ、ドロシー・ムーアらのコーラス隊や、マッスル・ショールズの面々が脇を固めた隠れ名盤。(1976 - Alarm)
6. テッド・テイラー / テッド・テイラー (1976)
シャーデーがカヴァーした「Why Can't We Live Together」の作者としてもっとも知られるキーボーディスト/シンガーのティミー・トーマスが、同曲を収めたデビュー盤(72年)、続く人気盤の『You’re The Song I’ve Always Wanted To Sing』(74年)を経てリリースした、Gladesからの3作目。マイアミ・シーンきっての名プロデューサー、ウィリー・クラーク指揮のもと、全曲オリジナルでティミーらしさが充満の一枚。(1976 - Glades)
7. ウィルソン・ピケット / チョコレート・マウンテン
説明不要のトップ・サザン・シャウターが、インディのWicketに唯一残した76年作だが、それでも、シングル「The Best Part Of A Man」 がこの時期では異例なR&B26位のヒットを記録。キャプテン&テニールの意外だが濃厚なカヴァー・シングルなども含め、プロデューサーである名人ブラッド・シャピロとともに本人も全編のアレンジに加わるなど、帝王の健在ぶりを示した貴重なナッシュヴィル・レコーディング。(1976 - Wicked)
8. ティミー・トーマス / タッチ・トゥ・タッチ
Gladesにおける最後のスタジオ録音作となった、ティミー・トーマス77年の異色アルバム。エスニックな香りも漂うフロア仕様のタイトル曲をはじめ、アフリカン・チャントが印象的なコズミック・ファンク「Africano」など、作者のノエル・ジョージ・ウィリアムズは、この後マイアミに移住するジャマイカ人アーティストで、ボブ・マーリーとの共作経験ももつ。これも、マイアミ・サウンドのユニークな側面だ。(1977 - Glades)
9. マイアミ・フィーチャリング、ロバート・ムーア / ザ・パーティー・フリークス
フロリダ・ベースのソングライター/プロデューサーであるウィリー・クラークが中心となって、74年に結成されたソウル/ファンク/ディスコ・バンドのマイアミ。TKのハウス・バンドでもあった彼らが、ヴォーカルにロバート・ムーアを立ててアゲアゲに仕上げたDriveからの本作は、日本でも『マイアミ・ソウル・パーティ』としてアナログ発売されたほど。ネタ名曲「Chicken Yellow (Let Me Do It To You)」収録。(1974 - Drive
10. マイアミ / ノートリアス・マイアミ
マイアミという土地柄をパロディにしたような、大ゴキブリ退治賛歌「Kill That Roach」というR&B42位の珍曲ヒットを収録した、Driveでの76年発セカンド・アルバム。そのシングルのB面曲となった「Mr. Notorious」を作曲したウィリー・クラークは、本作でも全体をプロデュース。また、リード・ヴォーカルに、前作でもフィーチャーされたロバート・ムーアが参加し、彼らならではのパーティ・ファンクに花を添える。(1976 - Drive)
『PURE MIAMI JEWELS : T.K. HOT NUMBERS』
『PURE MIAMI JEWELS : T.K. SOUL STANDARDS』(CDSOL-5600)に続く、お得なコンピレーション『PURE MIAMI JEWELS : T.K. HOT NUMBERS』も同日2016年10月19日に発売 !スタイリスティックス ! ウィルソン・ピケット ! ラティモア ! など、「マイアミ・ソウル」の真髄に !
〈T.K.RECORDS〉リイシュー・シリーズ
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掲載: 2016年09月29日 17:33