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フィンランドの奇才ジミ・テナー、久々の単独名義作

Jimi Tenor

 

90年代後半から2000年代初頭にかけてUKの名門ワープ・レーベルに3枚のヒット作を残し、フィンランドを代表するエレクトロニック・プロデューサーとして世界的に高い人気を誇るジミ・テナー。

00年代半ばごろからはベルリンのアフロビート・バンド「カブカブ」とのジョイントで好事家たちを熱狂させ、10年代に入ると奥方ニコル・ウィリスとの「Cola & Jimmu」で初期ハウスへのオマージュを込めたダンス・ミュージックで新機軸を開拓、昨年はフィンランド・ジャズ最高峰バンド<UMO>との共作でジャズ・マニアを爆死させた北欧屈指の天才アーティストが、トニー・アレンら多くのゲストをフィーチャーして何と2004年の『Beyond The Stars』以来となる単独名義でのアルバムを完成させた!

淡色のパヤヤ・コーラスと浮遊感あるシンセに導かれた冒頭の桃源郷キラー「Cap De Creus」で秒速ノックアウト必至!灼熱のホーンと粘着質なアナログ・シンセがフロアを炎上させる漆黒のアフロビート「Full House」、初期ニコラ・コンテにケニー・ドーハム『アフロ・キューバン』のソウルを注入したかのごとき強力なボッサ・ファンクの「Vortex」、ファラオ・サンダース直系のスピリチュアル「Ursa Major」~「Four Corners Of The Earth」~「Kivinokka 」、ウォルター・ワンダレイ的なラウンジ・ムードにとぼけた電子音を溶け込ませた、いかにもこの人らしいモンド曲の「Meridian Of Peace」などなど、振れ幅広く奥深く、誰も真似できないジミ・テナーの世界観が炸裂した気合の一枚!

【参加ミュージシャン】Helgi Svavar Helgason、Ilkka Mattila、Tony Allen、Daniel Allen Oberto、Abdissa ‘Mamba’ Assefa (Itetune)、Akinola Famson、Mongo Aaltonen、Allonymous、Tero Lindberg、Kalle Kalima、Patrick Frankowski、Hilary Jeffery、Ekow Alabi Savage

 

 

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2016年11月07日 17:16