ブラジル音楽界の巨匠エラズモ・カルロス、70年代ソロ3作品が復刻
ホベルト・カルロスとのコンビで60年代にジョーヴェン・グアルダのトップスターとして人気を博し、キャリア50年を超える現在でも精力的に活動するブラジル音楽界の巨匠エラズモ・カルロスの70年代ソロ3作品が復刻!近年ではサイケロック・ファン、MPBファンからの評価も著しいこれらの作品は、当時のトロピカリアにインスパイアーされたサイケデリック・サウンドが満載!
最新デジタル・リマスタリング/新規解説(日本流通盤は日本語対訳付)
※『Erasmo Carlos e Os Tremendões』と『Carlos, Erasmo...』は単独初CD化!
エラズモ・カルロス・イ・オス・トレメンドイス(Erasmo Carlos e Os Tremendões)
ロベルト・カルロスと共にブラジルで60年代に放送された人気TV音楽番組〈ジョーヴェン・グアルダ〉の司会を担当し、金持ち向けの音楽だったボサノヴァへのカウンターとしてビートルズ等の西洋音楽をブラジル音楽に取り入れたポップなサウンドで当時爆発的な人気を博したジョーヴェン・グアルダの人気歌手、エラズモ・カルロスの1970年作品。ホベルト・カルロスとの共作からカエターノ・ヴェローゾ、アントニオ・アドルフォ等の人気作家の作品を中心に、ガル・コスタやジルベルト・ジルのアレンジャーとしてトロピカリア名作の数々をアレンジしたシキーニョ・ヂ・モラエスが参加、近年再評価著しいサイケデリックな傑作。
カルロス・エラズモ...(Carlos, Erasmo...)
DJにも人気のアルトゥール・ヴェロカイがアレンジャーとして参加した作品という事でオリジナルはヨーロッパでも高値で取引されているエラズモ・カルロスの人気作品。ムタンチスのセルジオ・ヂアスがギターで参加し、当時新鋭のマルコス・ヴァーリやカエターノ・ヴェローゾ作品を取り上げたセンスも注目の一枚。
ソーニョス・イ・メモリアス 1941-1972(Sonhos E Memorias 1941-1972)
ホベルト・カルロスとの共作でアジムスやソン・イマジナリオ、オ・テルソの錚々たる面々がバックを演奏した1972年リリースの人気盤。2015年に日本で限定CD復刻されたが現在既に廃盤で入手困難な一枚。コンピ常連の「Mundo Cão」を筆頭にソフト&メロウな傑作!
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掲載: 2016年12月28日 15:29