ティーン・デイズ、通算5作目となるフル・アルバム
カナダのドリーム・ポップ才人、ジェイミソン・アイザックによるソロ・プロジェクト、ティーン・デイズが、通算5作目となるフル・アルバム『テーマズ・フォー・ダイニング・アース』を完成させた。前作『Morning World』ではバンド編成となり、エモーショナルなインディ・ロック/ポップを聴かせたが、本作ではソロに戻りつつ、Sean Carey、Dustin Wong、Sound of Ceres、Nadia Hulett、Jon Andersonら、自身が敬愛するミュージシャン達に声をかけ、多数のコラボ曲を制作。サウンドはティーン・デイズ節炸裂のアンビエント・ドリーム・ポップで、参加したミュージシャン達の客演との相性も抜群。アコースティックな生音と、エレクトロニックな質感が絶妙のバランス感覚で解け合い、白昼夢のような美しくドリーミーな世界を形成している。『Glacier』と『Morning World』の中間のような風合いのサウンドで、これまでのキャリアの素養を見事に昇華した現時点での最高傑作と言える秀作。日本盤にはボーナス・トラックを1曲収録、解説、歌詞・対訳付。
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掲載: 2017年01月05日 12:41