〈2016年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉鈴木健人[Dr](never young beach)編
前作の延長と言える海や自然、街並みにフィットするサイケ・ポップが健在のなか、高田渡"自転車にのって"はカヴァーに聴こえないほど馴染んでいたりして、よりしがらみのない状態で楽しく音を鳴らしたと思われる清々しいセカンド・アルバム。さらに"fam fam""明るい未来"などに顕著なように、〈ごめんね〉〈愛している〉と歌い出したのがイイ! 感情の扉を開いた新たなネバヤン。またもや名盤です。
bounce (C)田山雄士
never young beach 「fam fam」
▼選盤テーマ:2016年、一番聴いたCDは?
Vulfpeck『ザ・ビューティフル・ゲーム』
アメリカのミニマルファンクユニット、vulfpeckによる、2016年10月発表のアルバム。R&Bからモータウン、ディスコファンクまで、様々な時代のブラックミュージックへのリスペクトを感じさせつつ、どことなく取っ付きやすいフレーズやリズムに溢れていて、聴いていてとても気持ちのいいアルバムでした。ベースのフレーズとドラムの絡みがとても秀逸でリズムパートの自分としてはとても勉強にもなるアルバムでした。
Vulfpeck "Animal Spirits "
▼選盤テーマ:2016年、一番気になったアーティストは?
こちらも2016年に発売した、『Do hollywood』というアルバムを聴いて選びました。このアルバムで初めて知ったのですが、真新しいことは一つもやってないのに、古臭く聴こえず、むしろ新鮮に聴こえるので、すごいなと思いました。今後ライブで見られる機会があったら絶対見てみたいなと思いました。
The Lemon Twigs"As Long As We're Together"
▼2016年印象に残った出来事は?
やはり、年末に出演させていただいたCDJでのライブが一番印象に残りました。何千人という人の前で初めて演奏をして、単純にとても気持ち良かったし、メンバーみんな納得いく演奏ができたので最高の締めくくりにもなりました。今後ももっと大きいところでもしっかりライブができるように地力上げていきたいなと思いました。
▼リリース&ライヴ情報
2月24日福岡公演を皮切りにスペースシャワー列伝ツアーが始まり、その後も今年もどんどんライブをしていく予定なので、是非遊びに来てください!ホームページにライブの情報は随時載せていってるのでチェックしてみてください〜!
HP : http://neveryoungbeach.jp/
TWITTER : @neveryoungbeach
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2017年01月27日 16:00