レフトフィールドR&B最重要人物キングダム、デビュー・アルバムが登場
KelelaやDΔWNのプロデュースなどUSとUKのレフトフィールドなクラブ~R&Bサウンド貿易における最重要人物のひとりKingdomのデビュー・アルバム『Tears in the Club』が自身のレーベル〈FadeTo Mind〉よりリリース!
Rihanna「Consideration」にフィーチャーされたTDEのライジング・スターSZAを迎えた鋭角に攻め立てるアップテンポ・バンガー「Down 4 Whatever」と柔和な「What is Love」、そしてThe InternetのSydをフィーチャーした「Nothin」は、デジタル・ウェスト・コーストR&Bとでも呼びたいオリジナルと90年代後半のSo So Def Club Mixを彷彿とさせるClub Mixの2ヴァージョンを収録。VineのシンガーNajee Danielsをサンプリングした「Each and Every Day」と「Nurtureworld」では、サンプルをシンセの様に巧みに操り、「Into the Fold」と「Timex」では、LAのスローモーションな夕焼けとロング・ドライブからインスパイアされたかのようなエモーショナルで妖艶でドリーミーなラップ・インストゥルメンタルが、本作における最も穏やかな瞬間を演出。
さらにShacarをフィーチャーした「Breathless」は、現代のナイトライフにおけるあからさまな商業主義の闇にスポットライトを当てた曲で、表題曲はKingdom2011年のヒット曲「StalkerHa」と対を成す快楽と苦痛の間で揺れ動く哀愁クラブ・トラック。レフトフィールド・ポップ、そしてシグネチャー・サウンドであるクラブR&Bの最新型を追求した全11曲を収録。
タグ : UK/US INDIE ソウル/R&B クラブ/テクノ
掲載: 2017年02月01日 19:11