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ニック・ロウ(Nick Lowe)、『ニック・ザ・ナイフ』(Nick The Knife)『ショウマンの悲劇』(The Abominable Showman)が待望のリイシュー

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廃盤のため長らく入手不可能となっていたニック・ロウのソロ三作目『ニック・ザ・ナイフ』とソロ四作目『ショウマンの悲劇』がリマスター&ボーナス・トラック収録で待望のリイシュー!

1982年発表の『ニック・ザ・ナイフ』は、デイヴ・エドモンズとのロックパイル解散後に初めて発表したアルバム。ロックパイル・テイストのロックンロール「バーニング」「スティック・イット」や、ロックパイルの『セカンズ・オブ・プレジャー』でのモータウン・アレンジをスウィートなレゲエ・アレンジで再演した「ハート」、ボ・ディドリー・ビートを取り入れた「ズールー・キス」、現在でもライヴの定番となっている名曲「レイニング、レイニング」などバラエティに富んだ音作りが魅力的な一枚。また当時の妻だったカーレン・カーターとの共作「マイ・ハート・ハーツ」「あふれでる涙」が収録されているのも見逃せない。ボーナス・トラックとして「ハート」、「レイニング、レインニング」(初出音源)のデモ、アウトテイク曲「アイ・ガット・ア・ジョブ」を収録。

 

1983年発表の『ショウマンの悲劇』は、アルバム全体を通してライヴを聴いているかのような統一されたドライヴ感と、80年代テイストが溢れる作品。オープニングの軽快なポップ・チューン「ウィ・ウォント・アクション」、そしてそれに続く名曲「レイジング・アイズ」、軽快なレゲエ・ナンバー「クール・リアクション」、カーレン・カーターがコーラスで参加した「愚かものへの警告」、ポール・キャラックとのデュエット「ウイッシュ・ユー・ワー・ヒア」、ブリンズリー・シュウオーツ時代の未発表曲を再演した「メス・アラウンド・ウィズ・ラヴ」、ムーン・マーティンのカヴァー「ペイド・ザ・プライス」など12曲を収録。ボーナス・トラックにはシングルのB面として発表された「ペット・ユー・アンド・ホールド・ユー」「クラッキング・アップ」「ピース・ラヴ・アンド・アンダースタンディング」のライヴ・ヴァージョンを収録。最近では弾き語りやスロー・テンポでしか演奏しなくなった「ピース・ラヴ・アンド・アンダースタンディング」だが、本作収録のライヴ音源ではエルヴィス・コステロばりのパワフルでスピーディな演奏を繰り広げており、まさにファン必聴!

タグ : リイシュー リマスター

掲載: 2017年06月01日 14:24

更新: 2017年06月02日 08:30