現代スライド・ギターの巨人サニー・ランドレス (Sonny Landreth) 2枚組ライヴ・アルバム『Recorded Live In Lafayette』
「Sonny Landrethはこの地球上で最も過小評価されているギタリストの一人であると同時に、最も先進的なギタリストの一人だ」 ─ ERIC CLAPTON
大胆なダイナミックさを持つギター・プレイと、スライド・バーを使って繊細に奏でられる豊かな表現力、そのギター・スタイルはもちろんの事、ソングライティングやボーカル・ワークにおいても素晴らしい才能を持つとてつもなく総合力の高いアーティストが、このSONNY LANDRETHだ。かのERIC CLAPTONをして「地球上で最も過小評価されているギタリスト」と称する彼が、その本領を発揮するライヴをレコーディングしたアルバムを発表する!
2015年にブルースへの原点回帰となる作品『BOUND BY THE BLUES』を発表し、2016年のBlues Music Awardにてベスト・ギタリストに選出された彼が前作に続く作品として発表するのが、彼のキャリアを総括するかのようなこの2枚組ライヴ・アルバムだ。ファンが長く待ち望んでいたフル・アコースティック作品をようやく発表しようとした彼は、同時に屈強なまでのエレクトリック・サウンドも捉えたものにしたいと考えるようになる。そこでたどり着いたのが、この16曲からなる2枚組ライヴ・レコーディング・アルバムだったのだ。
DISC 1には彼が今までレコーディングしてきた中でも最も広範囲なアコースティック・セットをたっぷりと収録。1981年の彼のデビュー・アルバムからのタイトル・トラック「Blues Attack」の他、彼のライヴの定番曲「Hell At Home」や「U.S.S. Zydecoldsmobile」といった楽曲をアコースティックで再構築したパフォーマンスや、「Creole Angel」といったライヴではめったに披露しない曲などを収録している。「こういったやり方で、楽曲に別の解釈を与え再び探求するチャンスを与えてくれたんだ」 ─ Sonny Landreth
そしてDISC 2には、彼のトリオ編成でのエレクトリック・パフォーマンスをふんだんに収録。2枚のCDに全16曲、93分にもわたるめくるめくブルース・ワールドが展開している。ブルースからザディコ、フォークやブルース、カントリー、R&Bなど幅広い音楽スタイルを探求しながら独自のサウンドを追求し続ける類まれなる才能の持ち主、その魅力と技巧の高さを完璧に証明してくれる作品の登場だ。
参加アーティスト:
Dave Ranson (ukulele bass)
Brian Brignac (cajón)
Steve Conn (accordion)
Sam Broussard (acoustic guitar)
掲載: 2017年07月21日 09:07