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モントローズ(Montrose)の初期2作品『Montrose』『Paper Money』が2017年最新リマスター音源で再発

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これぞアメリカン・ハード・ロックというべきハード・ドライヴィングなサウンドでシーンに衝撃を与えるギタリスト、ロニー・モントローズ。キャリアを通してミュージシャンとして自分の目指すサウンドを常に追求し続けた彼は、アメリカン・ハード・ロックに最も影響を与えたギタリストの一人であり、伝説的な孤高のギタリストだ。

2012年に残念ながら他界してしまった彼だが、生前、ベーシストのリッキー・フィリップスやドラマーのエリック・シンガー、フィル・コリン、グレン・ヒューズなど錚々たるメンツが参加した奇跡の最新作にしてラスト・アルバム『10x10』が、死後5年を経た2017年にようやく発売となった。そのラスト・アルバムの発売に合わせ、彼が率いていたモントローズの初期2作『Montrose』と『Paper Money』が、2017年リマスター音源と未発表のデモやライヴ音源を追加収録した2枚組デラックス・エディションとしてリイシュー!

ロニー・モントローズ、生前にレコーディングしていた未発表作『10x10』>>>

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『Montrose』(1973年作)

 

アメリカ初のヘヴィ・メタル・アルバム”とも呼ばれる、アメリカン・ハード・ロック史に残る名盤。ロニーのギターが全面に出た全編ハード・ロックの本作からは、「Rock Candy」や「Bad Motor Scooter」などがアメリカのラジオ局でオンエアされ、後にヴァン・ヘイレンやアイアン・メイデンなど、ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・シーンに大きな影響を残していく作品となった。Disc1にはオリジナル・アルバムの2017年リマスター音源を収録。全曲未発表音源となるDisc2には、アルバム収録曲の「Rock Candy」や「Good Rockin' Tonight」などのデモ・ヴァージョンを始め、未発表曲「Shoot Us Down」、さらには、1973年4月にカリフォルニアのレコード・プラントで収録され、ラジオ局KSANでオンエアされたスタジオ・ライヴ音源が収録されている。このスタジオ・ライヴには、彼らの代表曲「Bad Motor Scooter」、「Rock The Nation」の他、チャック・ベリーの「ロール・オーヴァー・ベートーベン」のカヴァーも披露している。

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『Paper Money』(1974年作)

 

ロニーのギターが全面に出た全編ハード・ロックの前作に比べ、幅広い音楽性を取り入れたセカンド・アルバム。「I Got The Fire」やローリング・ストーンズのカバー「Connection」などがアルバムから生まれた。また本作から、ベースがビル・チャーチからアラン・フィッツジェラルドに交代している。Disc1には、オリジナル・アルバムの2017年リマスター音源を収録。全曲未発表音源となるDisc2には、1974年12月にカリフォルニアのレコード・プラントで収録され、ラジオ局KSANでオンエアされたスタジオ・ライヴ音源が収録されている。このスタジオ・ライヴには、彼らの代表曲「Rock Candy」、「Space Station #5」の他、チャック・ベリーの「ロール・オーヴァー・ベートーベン」のカヴァー、そして『ペイパー・マネー』からは、「I Got The Fire」と「Spaceage Sacrifice」を演奏している。