米カオティック・ハードコア・アクト、コンヴァージ(Converge)が待望の最新作『The Dusk In Us』をリリース
1994年のデビューして以降、その革新的なサウンドと圧倒的な存在感、強靱な獰猛さを持つヘヴィ・ミュージックで、ハードコア/パンク/メタルといったジャンルを縦横無尽に駆け抜けながら独自のスタイルを追求し続けるカオティック・ハードコア・アクト、コンヴァージ。アンダーグラウンド・パンク・シーンから出てきたバンドの中でも最もオリジナルで最も革新的なバンドの一つとして賞賛される彼らが、前作より約5年振りとなる最新作『The Dusk In Us』を完成させた!
プロデューサーとしても知られるギタリストのカート・バロウが所有するGodcity Studiosにて、セルフ・プロデュースで制作された今作は、生々しいエネルギーと高い創造性とが見事に詰め込まれ、バンド史上最もアヴァンギャルドで、最もダイナミックなアルバムに仕上がっている。アルバムに先駆けて公開された「I Can Tell You About Pain」では、ハードコアという燃料をたっぷり注入した、進化の果てに全てを破壊してしまうほどのエクストリーム・サウンドが渦巻いており、その後続けて公開された「Under Duress」では重量級ヘヴィネスによる攻撃的な獰猛性に徐々に追いつめられるかのような錯覚を感じさせてくれるサウンドを聴かせてくれている。他にも7分を超える大作でもあるアルバム・タイトル・トラック「The Dusk In Us」では、儚い美しさが静かに呪いをかけてくるかのような世界観を構築しており、彼らの革新性をさらに推し進めたかのような楽曲達が収録されている。
「俺達にとってのゴールとは、俺達を突き動かし、感情的に共感できる何かを創り出すこと。この最新作は、俺達という人生における新たな章、みたいなものだ。俺達は、今までもこれからも、とても「人間的」なバンドだからな、全ての曲は俺達のリアルな生活における経験から生み出されているのさ」――ジェイコブ・バノン(Vo.)
タグ : PUNK/EMO
掲載: 2017年10月11日 11:10