リー・アン・ウーマック(Lee Ann Womack)が9作目となるアルバム『The Lonely, The Lonesome & The Gone』をリリース
メインストリーム・カントリー・シーンで、最もトラディショナルなカントリー・ボイスとサウンドを持つ女性シンガーと言われているリー・アン・ウーマック、<ATO>へ移籍し、3年ぶりの新作『ザ・ロンリー、ザ・ロンサム&ザ・ゴーン』をリリース!
カントリー、ソウル、ゴスペル、そして彼女の地元であるテキサス州東部特有のブルースを混ぜ込んだ今作。プロデューサーには、ウーマックの夫で、2017年度ACM賞(カントリー音楽の賞)にて年間最優秀アルバム賞を受賞したミランダ・ ランバートの『The Weight of These Wings』も手がけた敏腕フランク・リデル。ウーマック史上最もパーソナルな内容となっており、2005年度のCMA(カントリーミュージック協会)アワードにて年間最優秀アルバム賞を受賞した自身の『There's More Where That Came From』に引けを取らない期待作となりそうだ。
【バイオグラフィー】
テキサス州、ジャクソンビル出身。DJを父に持つ彼女は幼少の頃より音楽の虜となる。高校卒業後、テキサスにあるカントリー、ブルーグラス・ミュージックの学位を取得できるアメリカでも数少ない大学に進学する。大学ではカントリー・キャラヴァンというバンドの一員となり、アメリカ南部、カリフォルニアを中心に活動した。ナッシュヴィルの大学で音楽ビジネスを専攻する為にテキサスを離れ、後に大学のインターン・シップでMCAのA&R部門で働くことになった。結婚して母親となった彼女はナッシュヴィルに落ち着いたが、大学に通い続けながら作曲活動、自身のショーケースを行なう。彼女のオリジナル・ソングが音楽出版社に認められ専属のソングライター契約を結ぶ。マーク・チェスナット等と共作するなど着実に自身の夢へ前進していった。念願のアーティスト契約をデッカ・レコードと結んだ彼女は1997年にセルフ・タイトル・アルバムでデビュー。アルバムは高い評価を得、一躍カントリー界のスターの仲間入りを果たす。翌年にはセカンド・アルバム”Some Things I Know”をリリース。そして20世紀を締めくくる2001年、サード・アルバム『アイ・ホープ・ユー・ダンス』をリリース。ジャンルの枠に収まらない大ヒットとなる。その後も順調にリリースを重ね、2017年10月、9作目となる『ザ・ロンリー、ザ・ロンサム&ザ・ゴーン』をリリースする。
掲載: 2017年10月30日 11:29