ゴッドフレッシュ(Godflesh)ニュー・アルバム『Post Self』
インダストリアル・メタルの始祖ゴッドフレッシュ。2012年と2015年の来日公演を挟み、『ディクライン・アンド・フォールEP』(DYMC222)、『ザ・ワールド・リット・オンリー・バイ・ファイア』(DYMC230)から3年振りに最新作をリリースする。
ゴッドフレッシュのマスターマインド: ジャスティン・K・ブロードリックは、近年ゴッドフレッシュとイェスーのふたつを主体に活動を続け、JK・フレッシュ名義ではダブステップを通過したダウン・テンポを聴かせ、最近ではテクノ・アニマルでの盟友ケヴィン・マーティンとの再合体で話題を呼んでいる。
今回のアルバムはジャスティン自身が「かなり違う」というある種の'問題作'。正にゴッドフレッシュというべき冷徹マシーン・ビートとヘヴィネスが唸る曲、JK・フレッシュやテクノ・アニマルのように蹂躙ビートに重きを置いたもの、イェスーのように美しいサウンドスケープのギターを聴かせるもの、ファイナルのように内省的なソロ/孤独を聴かせるものと幅広い。これまでのようにサウンドによって名義を分けるのではなく、全てのスタイルをゴッドフレッシュに集約した印象。ジャスティンの本気度が伺える。
日本盤のみボーナス・トラック3曲追加収録。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2017年11月17日 17:41