ディヴィジョン(dvsn)、ニュー・アルバム『The Morning After』をリリース
HIPHOP/ダンス界の両方から熱い注目を集めるDrake率いるOVO SOUND注目のR&Bデュオ、dvsn(ディヴィジョン)。Nicki Minajの「Truffle Butter」や、Drakeの「One Dance」、「Hotline Bling」などを手掛けるプロデューサー、Nineteen85とシンガー、Daniel Daleyからなる、トロント出身のアーティストである。昨年OVO SOUNDと契約した彼らは、その年の3月、デビュー・アルバムとなる『SEPT. 5TH』をリリース。ビルボードTOP R&Bアルバム・チャートのTOP10入りを果たした。
繊細さと力強さを併せ持つエモーショナルなヴォーカルと、幻想的で洗練されたプロダクションが絶妙な駆け引きを見せるサウンドで、21世紀R&Bシーンの最先端を行くdvsn。期待のニュー・アルバム『THE MORNING AFTER』からのファースト・シングル「Think About Me」は、現在まで累計1500万回以上のストリーミング数を記録。続く「Don't Choose」も600万回以上、そして「Mood」も200万回以上ストリーミングされ、彼らに対する注目度の高さを伺える。またトロピカルな雰囲気を感じされるタイトル・トラック「Morning After」や、Nineteen85の独特なプロダクションとDanielの幅広い声域が印象的な「P.O.V.」(ちなみにR.Kelly作、Maxwellによる「Fortunate」のサンプルをフィーチャーしている)、さらにDrakeが共作者として名を連ねる「Keep Calm」、レーベル・メイトであるPARTYNEXTDOORをフィーチャーした「Don't Choose」などもアルバムには収録されている。
洗練されながらも、どこかメロウで時にダウナーなサウンドスケープは、未来と過去が交錯するレトロ・フューチャーリスティックな音像を聴くものに感じさせる。ドレイクやウィークエンド、ジェイムス・ブレイクなどにも通じる所があるチルアウトできる未来型R&B――そこにdvsnの音楽的到達点がある。
タグ : ソウル/R&B
掲載: 2017年11月17日 20:10