メガデス(Megadeth)、デビュー盤『キリング・イズ・マイ・ビジネス』が新装リイシュー
デビュー直前でメタリカをクビになったデイヴ・ムステイン(G)が、メタリカよりも速くヘヴィで殺傷能力の高いバンドで彼らを見返すことを決意し結成したメガデスは、85年6月コンバット・レコードより本作を発表する。しかし、サウンド・クオリティはチープでアートワークも希望のデザインは採用されず、不満を抱えたままの船出となった。02年に念願の改訂版リイシューを実現させてはいるが、それでもまだ完璧な姿には至っていなかった。結成35周年という節目を迎え、02年版以上のアップグレード・ミックス&マスタリングを求めて理想の音像に仕上げたのが本作である。特筆すべきは、オリジナルには入っていない音が採用されていること、かつて著作者からのクレームで収録を外され、02年版では再収録されたもののピー音連発だったいわくつきの『ディーズ・ブーツ』が新録ヴォーカルとなっていること、そして理想的なアートワークに再改訂されている点である。さらにボーナス曲として、02年版収録のデモ音源3曲に加え初出となる86年~90年の貴重な未発表ライヴ音源7曲が追加収録されるなど、聴きどころ満載の新装デビュー盤となっている。完全生産限定盤/ボーナストラック収録。
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掲載: 2018年04月13日 10:23