<6月22日公開>タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2018年6月22日公開
これがウワサのナウいオシャなグッドミュージック
TOSHIKI HAYASHI(%C)『Manhattan Records Presents CITY HIP POP MIX』
Chelmicoやパブリック娘。、HOOLIGANZのDJとしてジャンルレスに活躍中のDJ/ビートメイカーのTOSHIKI HAYASHI(%C)が、J-POP~R&B~HIPHOPを現代のCITY POP的感覚でMIXしたナウでオシャな1枚。今最も注目されているガールズ・ヒップホップ・ユニット、Chelmico、STUTS、Sweet William、THC、SALUら旬なJ-RAP勢から、m-flo、サニーデイ・サービス、CHAIまで、これ1で今の音楽界の流れが分かる。
渋谷店:岩下
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衝撃の1人マイブラ
Kraus『Path』
1人シューゲイズ・プロジェクト。これがとにかく凄まじく、まさに1人マイブラ。圧倒的なまでの轟音、微睡むようにロマンティックで美しい壮大なサウンドスケープ、囁くような唄は思わず下を向き涙する究極にしてシューゲイズの完成形。スロウダイヴばりに沁みる轟音やライド的なドライヴ感もあり、なのにギターレスというのも衝撃以外の何物でも無い。更にこれがまさか1人の手で作られているというのも驚愕。
渋谷店:岩下
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アーシーなAORを奏でる3人組
bjons『SILLY POPS』
東京インディーシーンで活躍する3人組みビョーンズの1stアルバム登場。これが和AOR~シティ・ポップを掘っているリスナーにオススメのグッドメロウな内容。何より曲が良い。ヴォーカルの歌声が良い。さらには演奏も良くて、ややくぐもった音響も良し!切なメロのフォークロック(1)から鷲掴みなのです。
新宿店:寺本
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ニックドレイクの悲哀とニールヤングの情熱
Ryley Walker『デフマン・グランス』
ツェッぺリンのロバート・プラントもファンを公言するシカゴ発、現代最高峰のSSWの一人、ライリー・ウォーカーの新作。パンクからノイズ、ジャズ、ブリティッシュ・フォークまでを消化したプログレッシブでサイケデリックなサウンド。ポストロックの最先端。元ウィルコのリロイ・バックが共同プロデュースにも納得。フォークの森の奥底まで連れて行ってくれます。
新宿店:寺本
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ローラ・マーリング×マイク・リンゼイのコラボプロジェクト
Lump (UK)『Lump 』
UKを代表するシンガーソングライター ローラ・マーリングが、マーキュリー・プライズ受賞プロデューサー マイク・リンゼイとコラボレーションした “LUMP” 名義のデビューアルバム『LUMP』をUSインディーの名門 Dead Oceans から リリース。視覚に訴えかけるようなカラフルで立体的なサウンドに、シュルレアリスティックな現代詩で紡ぎ出すコンテンポラリー・アートのごときデビュー作。
仙台パルコ店:平野
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名シンガー・トゥーツ・ヒバートのボーカル、コーラスも絶妙なスカ名盤
The Maytals『ザ・センセーショナル・メイタルズ』
トゥーツ&ザ・メイタルズとして『ファンキー・キングストン』など、レゲエの歴史的名盤を数多く生んだ彼らの初期、スカ時代の名盤が貴重なボーナス・トラックを5曲追加し再登場。勢いのあるトゥーツのボーカル、そこに絡む絶妙なコーラスワークが絶品。スカ入門盤として大推薦します。
金沢フォーラス店:米山
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全ての楽器をこなすシンガー/トラックメイカーが遂にリリース
SUKISHA『SEGMENT OF CAKES』
数奇者。2017年8月に突如インターネット上に現れた才能。中毒性の高い楽曲「4分半のマジック」MVで話題となり、ホントに一人で全楽器やっていることを証明。ディスコ・ファンク・ソウルを下敷きとした音楽性から産みだされるダンスミュージックは必聴です。
札幌ピヴォ店:小阪
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全英1位を獲得した名盤がリマスター再発
Mansun『アタック・オブ・ザ・グレイ・ランターン~21st アニヴァーサリー・リイシュー 』
「OASIS以来のベスト・デビュー・アルバム」と絶賛された、90年代後半のUKロックを代表するマンサンのデビュー作がオリジナルのマスターテープからのリマスター音源で再発。メロディアスで耽美的なロックは、今聴いても素晴らしいの一言です。
郡山店:堤
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結成7年目にして初の全国流通盤
THE PORTER『Good night』
新宿ANTIKNOCK内に設立されたEMPTY RECORDSが世に放つ第一の刺客バンド。THE PORTERレーベルオーナーであるDRADNATSの柳澤樹久雄氏がディレクションした西海岸直系のファストで骨太なメロコアサウンドは爽快の極み。DRADNATS好きはもちろん必聴。
盛岡店:田中
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甘茶ソウルの象徴的大名盤。‟テリー・ハフ"よ、今宵もとことん泣かせてくれ…。
Terry Huff And Special Delivery『ザ・ロンリー・ワン』
何度聴いても信じられないくらい完璧だ。「甘茶」と聞けば、先ず真っ先に思い浮かぶのがこの“なまずひげ”の極上盤というのはソウル・ファンの共通項だろう。まさに「甘く、切なく、やるせない」その上に「美しい」の4拍子揃った非の打ちどころのないアルバム。名曲揃いだが(7)(8)は殿堂入り。
新潟店:河田
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スティーヴ・ライヒの最新録音
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル/コリン・カリー・グループ『Steve Reich: Pulse, Quartet』
曲目「パルス」の名の通り、無機質に刻み続けるリズムがこれまでのライヒ曲調とは違い印象的な一曲目から惹きつけられます。使用楽器の魅力が引き出されている「弦楽四重奏」も必聴。対比の面白い楽曲構成も聴きどころです。
池袋店:押川
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アウトローカントリーの雄。85歳。67枚目の新作。
Willie Nelson『Last Man Standing』
レッドネック~アウトローカントリーの開拓者としても、素晴らしいヴォーカリストとしても知られるウィリー・ネルソンの新作。その年齢を思わせない力強さとその年齢でしか出せない滋味深さに満ちた歌声にグッとくる逸品。ウィリー自身が弾くアコギのソロもかっこ良い(1)、ジワリと泣ける(5)など名曲、名演奏揃い。聴かず嫌いは確実に損な1枚です。
吉祥寺店:狩野
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オーストラリアの双子ユニットから届いたスタイリッシュ・サマーなデビューアルバム
Cosmo's Midnight『What Comes Next』
地元オーストラリアでは既に絶大な人気を誇る双子兄弟プロデューサー・チーム“コスモズ・ミッドナイト”の満を持してのデビューアルバム。トム・ミッシュやムラ・マサに続く新感覚なビートセンスに加え、ポップなメロディーラインが秀逸。夏の定番仲間入り。
津田沼店:吉原
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Pitchfork大絶賛、ジュリアン・ベイカーに続く若き才媛
Snail Mail『Lush』
1999年生まれのオルタナ~ローファイ系シンガー・ソングライターのデビュー・アルバムが、名門マタドールから登場。10代特有の憂いをカラッとしたギター・サウンドとエモい歌声で昇華した彼女の音楽は、かつて90's~00'sのUSインディーを追っていた方にも、今まさに彼女と同世代の方にもどちらにも刺さるはず。先行曲(2)(4)はじめ、とにかく曲が良いのです。
秋葉原店:石黒
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化学反応とはまさに。RPOのリアレンジにより、かの名曲たちが何倍にも光り輝く
The Beach Boys『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』
単なるオーケストレイションの被せ企画ではございません。アビイロードスタジオでロイヤルフィルハーモニック管弦楽団がビーチボーイズの名曲をリアレンジ(ヴォーカルはオリジナル)。やはり元々ストリングスが印象的な「ペットサウンズ」収録曲(1)(6)(7)は改めて原曲の良さを思い知らされます。
高崎オーパ店:大坪
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今レゲトンが熱いッ!!収録楽曲のPV再生回数計はなんと100億回超!
DJ YUKIJIRUSHI『ReENTER The REGGAETON』
サマソニ2018への出演も決定したJ Balvinの他、Luis FonsiやDaddy Yankee、Nicky Jam、Chris Jedayなど今現場で盛り上がる楽曲をDJ YUKIJIRUSHIがミックス。(1)「Ginza」(15)「Safari」(16)「Party Animal」(17)「Mi Gente」などのキラーチューンに加え「Despacito」Kali Uchisの「Nuestro Planeta」も収録した華やかな1枚。
グランツリー武蔵小杉店:柴野
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ガンズのキーボーディストによるハードなロックンロール·アルバム
Dizzy Reed『Rock 'N Roll Ain't Easy』
ガンズの2枚組大作『Use Your~』からのの古参メンバー、ディジー·リードのソロ作は、痛快なロックンロール·アルバム。ピアノはもちろん、ヴォーカルも自分で担当。初期ガンズ好きな方にも納得の内容です。『Appetite For Destruction』のリマスター盤と合わせてどうぞ~。
オンライン:沼田
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年06月22日 12:00