6月29日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2018年6月29日公開
カマシ・ワシントンも認めた、NYストリートジャズ集団
Onyx Collective『Lower East Suite Part Three』
カマシやデヴィッド・バーン等に実力を買われ共演を重ねた、ジャズ集団のデビュー作。新世代ジャズが台頭する中でも異彩を放つ、美しくもざらついたポスト・バップ的なアプローチは、まるで映画のサウンドトラックの如くストーリーを妄想させる一枚。オススメ曲⇒(4)(7)(8)(10)
京都店 :坂下
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テクニカルな高速タッピングがたまらない
Invalids『Fulfillment EP』
前作まではPete Davisによるマルチ・ワンマンプロジェクトだったが、今作からギター、ベース、ドラムのメンバーが加入しサウンド面でパワーアップ。ギター2本によるテクニカルな高速タッピングに変則的な曲展開は耳の肥えたリスナーをも唸らせるはず。必聴です!
川崎店:奥本
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クラプトンの貴重な発掘音源、キース・リチャーズ参加曲もあり
Eric Clapton『New York 1986』
エリック・クラプトンの1986年11月23日ニューヨークでのライブ音源が2枚組のボリュームで発掘。冒頭から「Crossroads」「White Room」と飛ばしています。ちょうどアルバム『August』の発売時期となり、そこから5曲をお披露目。注目はDisc2収録の「Cocaine」「Layla」でなんとキース・リチャーズが参加。ファンにはたまらない音源です。
静岡店:佐藤
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ポップパンクの真髄が詰まった傑作!
State Champs『Living Proof(+2)』
2016年初頭に行なわれたNECK DEEPとのジャパンツアーも大盛況で、今やアメリカを代表するバンドへと成長したState Champsの3年振りとなる3rdアルバム。キャッチ―なメロディと疾走感溢れるサウンドはいわゆる王道のポップパンクサウンドですが、王道を究極まで極めた全パンク好きにオススメの一枚。BLINK-182のマーク・ホッパスも制作/レコーディングに参加。
町田店:本田
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11のアーティストが独自の解釈で描くワルツ
Various Artists『Circles』
東京発のジャンルや国籍を問わない上質レーベル flauより、ほぼ全曲書き下ろしのコンピが登場。テーマはワルツで、全11アーティストによる独特な解釈で奏でられるワルツが美しく心地よい。軽やかな3拍子が、きっと日常生活の一部に寄り添ってくれます。
広島店:山口
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正真正銘バンド、正真正銘アーティスト
学園祭学園『学園祭学園初期音源集 ユーモラス・ユーモラス』
文化放送の超人気番組でわっしーこと鷲崎健の「ヨルナイト×ヨルナイト」出演中の青木佑磨率いる学園祭学園。圧倒的なライブ・ホスピタリティで、ライブを見た人の心をガッチリと掴む「サービス過剰ポップバンド」と言われる彼らの入手困難音源の数々を集めたベスト盤は、ギャグで埋め尽くされているかと思いきや、正統派の宝庫。ピュアな音楽初期衝動に胸キュンです。ぜひご一聴を!
神戸店:雪松
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ホワイトブルーズの達人、全盛時ライヴ名盤の拡大盤!
Roy Buchanan『ライヴ・アット・タウン・ホール1974 ~ライヴ・ストック完全盤~』
75年発売名盤『LIVE STOCK』に14曲を追加。ニール・ヤング「Down By The River」ジミヘン「Hey Joe」タイロン・デイヴィス「Can I Change My Mind」など名曲カヴァーも愛器テレキャスターでブキャナン流に染め上げる。鋭い切り込み、フレーズの畳み掛け、時にトリッキーな音使いと、時に楽曲も、バンドも置き去りにする“行き過ぎた(いい意味で)”感がジェフ・ベックもリスペクトした達人たるゆえん。
梅田大阪マルビル店:村越
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Tofubeatsも注目する、シンセのセンス抜群の新機軸サウンド
パソコン音楽クラブ『DREAM WALK』
関西を拠点にしながらも、着実に認知度を拡大している新進気鋭DTMユニット。Tofubeats「ふめつのこころ」のリミックスを手掛け、じわじわ注目を集める彼らの待望の音源リリース。ビシビシ伝わるシンセ、ハード機材愛、そしてどこか懐かしく、哀愁漂う歌詞など、多くのトラックメーカーと一線を画す。センスありまくりの新機軸サウンド。
難波店:真志田/横浜ビブレ店:松島
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新曲「THE ERRORS」も収録のKCファン必聴のライヴ盤
King Crimson『Official Bootleg: Live In Chicago, June 28Th, 2017』
現在のラインナップでは初めてのライヴ演奏となる楽曲もある、17年6月28日シカゴ公演の模様をCD2枚に収録したライヴ盤。過去の楽曲をそのままやるのではなく新しいメンバーを従え、新しい解釈で演奏している事に驚きと感動を感じる。未だ現在進行形のクリムゾンを確認、堪能できる1枚。
梅田NU茶屋町店:曽我部
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韓国発、インディ・サーフ・ロック 注目の2ndアルバム
Say Sue Me『ホウェア・ウィー・ワー・トゥゲザー』
HYUKOH(ヒョゴ)の大ブレイクにより一気に注目を集める韓国音楽シーンよりネクストブレイク確実なインディ・ロック・バンドSay Sue Me待望の2ndアルバム。ヨラ・テンゴ、ペイヴメントのような90'sUSインディ・シーンの影響を受けつつ、モダンに昇華し新世代バンドの音として届けている。
あべのHOOP店:小室
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宇宙一のファンクバンドが放つ久々の新録アルバム、名盤確定の逸品
Tower of Power『ソウル・サイド・オブ・タウンタワー・オブ・パワー』
分厚いホーンが最高な宇宙一のファンクバンド、タワーオブパワーの15年ぶりのアルバム、しかも全曲新曲の新作。万全の布陣で繰り出すリズム隊とホーン隊の熟練の演奏はもちろん、JBばりのシャウトを聴かせるヴォーカルが最高。近年稀にみるファンクっぷりには脱帽するしかない。特に前半のドス黒ファンク曲群が聴きどころ。名盤確定の1枚。
名古屋パルコ店:藤瀬
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真夜中の至福の時間を約束する逸品
Khruangbin『Con Todo El Mundo』
Bonoboに見出され、Father John Mistyの前座も務めるトリオ・バンドの2ndアルバム。 60~70年代のタイ音楽や東南アジアのポップ・ミュージックに影響を受けたメロウでエキゾな安息のミッドナイト・ファンク。チルでオーガニックな激ユルほっこりグルーヴはまさにテキサスの秘湯。
福岡パルコ店:岩谷
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ジャケ最高、ハワイアンAOR~コンテンポラリー・ハワイアン名盤が再発
Lui『ルイ』
透き通るような海!紺碧の空。あまりにも美しいジャケットであまたのコレクターを魅了してきたハワイアンAOR~コンテンポラリー・ハワイアンの名盤が初回限定生産/紙ジャケット仕様でリイシュー。フリーソウル/AORファンを唸らせたキラー(5)含む常夏のリゾートから生まれたメロウ&グルーヴィーなアイランド・ミュージック。
名古屋近鉄パッセ店:西村
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豊かな音楽センスが交じり合った心地好いサウンド
OLD DAYS TAILOR『OLD DAYS TAILOR』
聴く人すべての心にそっと寄り添い、いつかの景色を残してい…。古き良きアメリカンテイストでありつつも、洗練された音は優しくて美しいサウンド。大瀧詠一さんのカヴァー「恋の汽車ポッポ」も選曲含めセンスが光ります。
久留米店:頴原
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ビートルズ関連映画といえばコレ \1,000(+税)
『バックビート』
数あるビートルズ映画の中でも個人的には一番好きな映画。実質的にはデビュー前のメンバー、スチュアート・サトクリフを描いた映画ですが、ビートルズ役の俳優も各メンバーの特徴を捉えていて、ありがちな違和感を感じさせない出来。とはいえ、目玉は何と言ってもグランジ世代のオールスターによる音楽。音楽聴くためだけでも買う価値あります。
アミュプラザ博多店:屋良
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NHK大河ドラマ「西郷どん」奄美編を彩る名唱
城南海(きずき みなみ)『西郷どん紀行~奄美大島・沖永良部島編~』
NHK大河ドラマ「西郷どん」~奄美大島・沖永良部島編~の挿入歌、エンディングの大河紀行「西郷どん紀行」の使用楽曲を収録した城南海の「西郷どん」尽しのニューシングル。奄美大島出身の城の伸びやかな歌声と島唄特有のこぶしが心地よく、心癒される。「西郷どん紀行」の演奏は、ジャズピアニストの山下洋輔。
那覇リウボウ店:古田
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年06月29日 12:00