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メロディアス・ハード・ロック極上の名盤!デア(Dare)『Out Of The Silence』最新リ・レコーディング音源で復活

Dare

伝説のロック・バンド、シン・リジィのキーボーディストとして活動していたダーレン・ワートンを中心に活動する、マンチェスター出身の叙情派メロディアス・ハード・ロック・アクト、デアー。ダーレン・ワートンによる艶のある声によって歌われる哀愁漂うメロディ・ラインとわかりやすいポップな曲構成、そして時にハードに、時にメロウに響くハードなサウンド…、AOR的な要素を持つハード・ロック・バンドとして大きな注目を集める彼らが1988年に発表した、記念すべきデビュー・アルバムにして「メロディアス・ハード・ロックの名盤」として知られる作品『OUT OF THE SILENCE』が、今ここに最新リ・レコーディング盤として蘇る事となった!

1988年のデビューから30周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える今年、デアーはその記念すべき名盤『OUT OF THE SILENCE』に収録されていた全曲を新たにレコーディングし直し、同作のスペシャル・エディションとしてこの『OUT OF THE SILCENE II』を発表する。ワートン曰く「新たな生命が吹き込まれた」このリ・レコーディング盤は、オリジナルにもあったキャッチーでメロディアスなハード・ロックが、よりロッキンに、よりハードに磨き上げられたサウンドとなっているのだ。

1986年に若くしてこの世を去ったフィル・ライノットと共に、シン・リジィの一員として活動してきたダーレン・ワートンは、彼の死後地元マンチェスターに戻り、自分のバンドの準備をスタートさせる。そして後にTENのメンバーとして知られることになるヴィニー・バーンズ(g)らと共にデアーを結成、翌87年にはA&M Recordsとの契約を交わし、デフ・レパードのプロデューサーとしても知られるマイク・シプリーをプロデューサーに迎え、88年、この『OUT OF THE SILENCE』でデビュー、ジミー・ペイジやヨーロッパ、ゲイリー・ムーアらとのツアーを行ない、ヨーロッパを中心に世界中でハードAORのカルト的存在としてその名を響かせていく。

シン・リジィのリユニオンへの参加や個人的な理由によりしばらくデアーとしての活動をストップさせていた時期もあるのだが、彼らは現在までに6枚のアルバムを発表、アイリッシュ・ロックへ傾倒した作品やメロウな楽曲を中心にした作品など、アルバムをリリースする毎にメロディアス・ハード・ロック・サウンドを新たな次元へと導いていき、世界中に情熱的なファン・ベースを築き上げてきた。2016年に発表した最近作『SACRED GROUND』でもその哀愁のハード・ロック・サウンドでクラシック・ロック・ファンを魅了している。

このデビュー・アルバムのリレコーディング盤『OUT OF THE SILENCE II』と、現在すでにスタートしているFMとのカップリング・ツアーやヨーロッパの各サマー・フェスティヴァルへの出演で、彼らのサウンドが再び世界に鳴り響く事となる。まさに「ready to ROCK」という言葉に相応しい、デアーの新章の幕開けとなるのだ…!

 

HR/HM

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2018年07月09日 16:43