8月3日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2018年8月3日公開
インディ女子のアンセム登場、とにかく2曲目を!最高
Illuminati Hotties『Kiss Yr Frenemies』
コートニー・バーネット、スネイル・メイル…etc 昨今インディ女子なんて形容され盛り上がりを見せるシーンに本命登場。ビーチボーイズよろしくなサーフありのオールディーズ調の名曲(2)。オールウェーズ、ベストコースト顔負けのちょっぴり切ないガレージ(3)。ジェイ・ソムやミツキとも共振しそうな(5)など最高で目の覚めるようなインディポップ・アンセム盤的快作。
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ジャンルをクロスオーバーするインストバンド
Yasei Collective『stateSment』
変幻自在のビートを武器にジャンルレスに展開する4人組バンドのYasei Collectiveの2年ぶりのアルバム。エレクトロ、ジャズ、ロック、ヒップホップなどジャンルレスに展開するポップで多彩なバンド・サウンド、インストでありながら、歌もののような心地よいメロディーも聴かせる風通しの良い一枚。様々なリスナーにフィットする作品です。
- 店舗名
- 渋谷店
- 店長名
- 岩下 好則
- 趣味
- Tシャツ収集
- 好きなジャンル
- 90's ROCK /Oldies / J-INDIES
- 愛聴盤
- ルースターズ『THE ROOSTERS』
- SHEENA&THE ROKKETS『#1』
- LEARNERS『ラーナーズ』
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ジェイZが惚れこんだフォーク・ソウル・シンガーがデビュー
Victory『The Broken Instrument』
米ミシガン州デトロイト出身のフォークシンガーがジェイZのサポートを受けてデビュー。10人、家族全員がミュージシャンという音楽一家に生まれ、ジャズギターを学びジャズとフォーク、そしてゴスペルを融合した音楽性は唯一無二。先行曲となったオーガニックなソウル・ナンバー(2)“Open Your Eyes”で集めたシーンの期待を裏切らない傑作。
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唯一無二な声。一度聴くと離れないこの声とメロディーを浸透させて欲しい
butaji『告白』
BECKや七尾旅人から影響を受けたという音楽性、フォーキーなものからエレクトロなものまでオルタナティブなサウンドで聴かせる唯一無二な声。渋さと心地良さを併せ持っその魅力的な声の味わいは聴く人の心を射抜く。2018年、彼の「告白」があなたの心に寄り添う重要作品になる。
- 店舗名
- 新宿店
- 店長名
- 寺本 将巳
- 趣味
- 釣り/植物/ビール
- 好きなジャンル
- 60's~70's/HIPHOP/INDIES
- 愛聴盤
- The Kinks『Muswell Hillbillies』
- Nightmares On Wax『Shape The Future』
- Ryley Walker『Golden Sings That Have Been Sung』
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スペイン発の良質インディーレーベルから、超ド級のPOP作リリース
Cooper『Tiempo, Temperatura, Agitacion』
スペインのポールウェラーとも呼ばれている(髪型だけ?)Alejandro Diez Garinによるネオ・モッズバンドによる5thアルバム。ギターポップ、パワーポップ、ソウルフルな楽曲…とにかくどこをとってもグッドメロディの応酬。日本の90's渋谷系にも影響を受けているという生粋のPOPマニアのセンスが爆発しているスルメな良作です。全編スペイン語ですが、クセを感じさせない程のキャッチーさは全POPファンを納得させるはず。
- 店舗名
- 仙台パルコ店
- 店長名
- 平野 誉幸
- 趣味
- サッカー/野球(観戦のみ)、飲酒
- 好きなジャンル
- J-POP、ROCK
- 愛聴盤
- Oasis 『Morning Glory 』
- Travis『The Man Who』
- THE VERVE 『Urban Hymns』
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ブラジル音楽界の巨匠カエターノが息子3人と行ったツアーの模様がCD化
Caetano Moreno Zeca Tom Veloso『Ofertorio Ao Vivo』
ブラジル音楽界の巨匠カエターノ・ヴェローゾが同じくミュージシャンの道を歩んだ息子3人(モレーノ、ゼカ、トム)と行った親子ツアーの模様がCD化。親子ならでは、と言わざるをえない美しいコーラス、息ぴったりの演奏が巨匠も親なんだ!とほっこりさせてくれます。老いてなお盛ん、まさにカエターノのためにあるような言葉ですね。
- 店舗名
- 金沢フォーラス店
- 店長名
- 米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールド・ミュージック、ハードコア・パンク
- 愛聴盤
- 久保田麻琴と夕焼け楽団『MADE IN ISLANDS Vol.2 』
- Taj Mahal『Satisfied & Tickled Too』
- Los Lobos『Kiko』
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メルボルン発スペーシー・ジャズ・ファンクバンドのデビュー・アルバム
Mildlife『フェイズ』
ムーグシンセサイザー、ヴォコーダー、ローズピアノ、ギター、ベース、ドラム、パーカッション、そしてオープンリールを奏でるオーストラリアはメルボルンの4人組、マイルドライフの1stEP。ヴィンテージな質感を纏いつつも、スペーシーでコズミックなサウンドには思わず腰が動いちゃいます♪
- 店舗名
- 札幌ピヴォ店
- 店長名
- 小阪 和明
- 趣味
- スケボー、プロレス観戦
- 好きなジャンル
- HIPHOP、SOUL、CLUB MUSIC
- 愛聴盤
- Erykah Badu『Mama's Gun』
- Moodymann『BlackMahogani』
- 東京女子流『Killing Me Softly』
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未来の架空のラジオ局から流れる、極上のドライブミュージック
Puskas『Y.M.F.M.』
ループマシンを使った弾き語りスタイルのライヴでも多才ぶりを発揮する神崎克広のソロプロジェクト。「90年代の架空のFMラジオ番組」をテーマに、ブラック・ミュージックを下地にしたグルーヴィーで都会的なサウンドが心地よい。聴けば聴くほどプレイヤーとしてもクリエイターとしても突出したセンスを感じずにはいられません。リード曲(2)を入口にハマって下さい。
- 店舗名
- 郡山店
- 店長名
- 堤 展明
- 趣味
- 飲み会
- 好きなジャンル
- HARD ROCK、PROGRESSIVE ROCK
- 愛聴盤
- Def Leppard『Hysteria』
- Van Morrison『Moondance』
- Eagles『Hell Freezes Over』
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「クリスタル・ボイス」を持つ異例の二刀流シンガー
橘和徳『家族写真』
秦基博や槇原敬之を彷彿とさせる優しい歌声の持ち主でありながら、シンガー・ソング・ライター兼酪農家という岩手県出身者にはお馴染みの「二刀流」で活動する異例のアーティスト橘和德の2ndシングル。広大な自然、昔懐かしい家族の思い出、母と子の絆など、古き良き日本の温かさを感じることが出来る1枚です。
- 店舗名
- 盛岡店
- 店長名
- 田中 達也
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK、J-POP、アイドル
- 愛聴盤
- METTALICA『Through the Never』
- 雨のパレード『Change your pops』
- BiSH『Brand-new idol S**T』
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激レア・メロウSSW~AORの隠れた名作が遂にCD化
Chuck Senrick『ドリーミン』
ベン・ワットの1stなど初期Cherry Red諸作の優しく胸にしみるメロディとAORファン感涙のメロウネスを持ち合わせた伝説的作品が、昨年末のNUMEROによるLP化の衝撃に続き、遂にCD化。日本が誇るリズムマシン「ドンカマ」使いのビートはミニマムでありながら、唯一無二の佇まいを持ち、そしてセンリックの甘い癒しの歌心。共に極上の極み。奥様が描いたジャケのポートレイトも作品の世界観にピッタリ。
- 店舗名
- 新潟店
- 店長名
- 河田 良介
- 趣味
- スポーツ観戦
- 好きなジャンル
- SOUL/R&B/HIPHOP
- 愛聴盤
- D'Angelo『VOODOO』
- Pete Rock & C.L. Smooth『The Main Ingredient』
- Stevie Wonder『Songs In The Key Of Life 』
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3人組マスロックバンドCovetの新作
Covet 『Effloresce』
マスロック界のタッピングマスターYvette Youngを含む3人組マスロックバンドCovetの2016年EP以来のリリース。テクニック系を全面に出す感じはなく、インスト、メロディ・ラインが丁度良く楽曲を誘導する。メンバー3人の音楽性、ジャンル嗜好が溶け込み、メタル、ポップ、ロック幅広いリスナーに心地よく届く内容です。
- 店舗名
- 池袋店
- 店長名
- 押川 和美
- 趣味
- ピアノ・トランペット
- 好きなジャンル
- CLASSIC
- 愛聴盤
- モーリス・アンドレ『トランペット協奏曲集 - ジョリヴェ, トマジ&アルチュニアン』
- レイ・ブラウン 『トランペット・サミット』
- Nicholas Payton『Into The Blue』
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21世紀型プログレッシブ・ブルーグラス・ボーイズの新作
Punch Brothers『All Ashore』
2006年、元ニッケルクリークの超絶マンドリニスト、クリス・シーリーを中心にクリス・エルドリッジら腕利きのプレイヤーが集まり結成。マンドリン、バンジョー、ギター、フィドル等のブルーグラス・スタイルにクラシック、インディー・ロック、チェンバー・ポップ、ジャズなどのエッセンスを巧みに取り入れた極上アメリカーナ・ミュージック。ウィルコからレディオヘッド好きまで幅広くオススメ。
- 店舗名
- 吉祥寺店
- 店長名
- 狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 愛聴盤
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
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平成最後の夏に生まれたジャパニーズ・ラヴァーズ最高作
ナツ・サマー&ダブ・センセーション『ナツ・サマー&ダブ・センセーション』
2016年のデビュー以来、毎年日本の夏を南国色のシティー・ポップ・サウンドで染め上げてきたナツ・サマーが自身待望のバンド編成で5曲入りEPをドロップ。これまでの打ち込み曲との相性も良かったですが、芳醇なバンド・サウンドで夏空気感は格段にアップ。暑すぎる夏も好きになれる!?素敵な1枚です。
- 店舗名
- 津田沼店
- 店長名
- 吉原 裕也
- 趣味
- サイクリング/登山
- 好きなジャンル
- SOUL/HIP HOP/CLUB
- 愛聴盤
- スティーヴ・ライヒ『ディファレント・トレインズ エレクトリック・カウンターポイント 』
- Kraftwerk『ツール・ド・フランス 』
- EVISBEATS『ムスヒ』
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2010年代シューゲイザーの秘宝、遂に国内盤化
Crescendo『Unless』
米国ロサンゼルス拠点の3人組による2016年リリースの名作が待望の国内盤化。ひりつくような焦燥感と甘美なメロディーのバランスが絶妙な本作は、『イズント・エニシング』の頃のマイブラのような疾走感でテン年代的ドリーム・ポップを鳴らしたかのような音像がとにかく最高です。新旧シューゲイザー・リスナーが絶対にチェックすべき逸品。
- 店舗名
- 秋葉原店
- 店長名
- 石黒 亮
- 趣味
- サッカー(フットサル)
- 好きなジャンル
- J-PUNK/LOUD全般
- 愛聴盤
- Hi-STANDARD『MAKING THE ROAD』
- BRAHMAN『尽未来際(2CD/RM)』
- Linkin Park『Meteora』
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ブラックミュージックへアプローチした味わい深いAORコンピ
Various Artists『BITTER GROOVES -pre-AOR styled SOUL-』
「シティー・ソウル」が注目を集める今のシーンの中、「AOR誕生前夜のソウルミュージック」に光を当てた今までありそうでなかった画期的内容のコンピが登場。イントロから悶絶グルーヴ炸裂。ジャケットが物語る、昨今の爽やかなAORコンピとは一線を画するビターな選曲となっており、甘さ控えめなオトナのカフェミュージックとしても至福の1枚。
- 店舗名
- 浦和店
- 店長名
- 東 俊治
- 趣味
- フライングディスク
- 好きなジャンル
- J-POP、JAZZ
- 愛聴盤
- cero『POLY LIFE MULTI SOUL』
- 細野晴臣『トロピカル・ダンディー』
- Bill Evans『Everybody Digs Bill Evans』
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ワスレチャイケナイ滋味深ラッパーfrom群馬、およそ11年ぶりの新作
Hisomi-TNP『heliocentric』
Libyusからのデビュー作『シュルデイズ』から11年、客演に盟友Shing02、Q-ILL、トラックメイカーにOlive Oil、Michita等錚々たる面子を迎えてリリースされた正真正銘のニュー・アルバム。特に同郷mabanuaが手掛けた“当日”は滋味深く、聴く層を問わず、オーガニックと呼んで良い彼のフロウを最大に引き出した好曲。
- 店舗名
- 高崎オーパ店
- 店長名
- 大坪 挙
- 趣味
- 古今東西レコード蒐集
- 好きなジャンル
- ROCK/SOUL
- 愛聴盤
- Jeff Phelps『Magnetic Eyes』
- The Young Bloods『Elephant Mountain』
- Chrome『Half Machine Lip Moves』
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サウス・ロンドン・シーンにも呼応するようなひたすら心地良いクロスオーバーな1枚
COSMIC TEMPLE『TEMPLE and TREE means like a COSMIC』
クラブジャズ的アプローチで人気を集めたクオシモードのリズム帯を担っていた2人による新プロジェクト。サンダーキャトを彷彿させるメロウなタイトル曲(1)に始まり、3拍子の変則ドラムン・ベースにブラジルのシンガー、パトリシア・マルクスを迎えた涼しげな(3)、シンプルなピアノとビートで奏でる(4)など活況を呈するサウス・ロンドンのシーンの影響も垣間見える。メンバー本人も語るようにジョージ・デュークの宇宙観も感じられるような壮大な1枚に仕上がっている。
- 店舗名
- グランツリー武蔵小杉店
- 店長名
- 柴野 直史
- 趣味
- 音源チェック、マラソン、昼寝、プロレス観戦
- 好きなジャンル
- SOUL/CLUB/RAP
- 愛聴盤
- Tom Misch『Geography 』
- DJ KOCO a.k.a. SHIMOKITA『BEST KEPT SECRET<タワーレコード限定>』
- Thundercat『DRANK 』
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ニューオリンズ・ピアノを正しく継承するシンガーの9作目
Jon Cleary『Dyna-mite』
ニューオリンズを拠点に活動するシンガー兼ピアニストのジョン・クリアリーの9作目。Taj Mahalが参加した(6)を除けば、全曲が自作。ゴキゲンのローリング・ピアノをたっぷりと堪能できます。ピーター・バラカンが監修を務める音楽フェスティバル「Peter Barakan's LIVE MAGIC!」にも出演。
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 沼田 誠
- 趣味
- 寺社仏閣・鉄塔巡り
- 好きなジャンル
- ROCK
- 愛聴盤
- Frankie Goes To Hollywood『Welcome To The Pleasuredome』
- BOREDOMS『Pop Tatari』
- Frank Zappa『Hot Rats』
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永遠の夏のアンセムを12'アナログ(45rpm)で発売
佐藤 博『イヴニング・シャドウズ』
名企画『シーサイド・ラバーズ』(1983)のみ収録のバレアリック&アーバンな佐藤 博の奇跡の名曲“EVENING SHADOWS”“X'S AND O'S”“SUN BATHING”の3曲が初のシングル・カット。ティン・パン・アレーやパラシュート、Aragonの構成メンバーなども参加。名匠バーニー・グランドマンがカッティング。タワレコ限定。
- 店舗名
- 商品本部 邦楽&映像部
- 名前
- 那須 基作
- 趣味
- ピアノ演奏
- 好きなジャンル
- SOUL/FUNK/JAZZ/BRASILIAN/BOSSA NOVA/HIP HOP/CLASSIC /60'S POPS/ROCK
- 愛聴盤
- PAT METHENY GROUP『LETTER FROM HOME』
- TONINHO H'ORTA『DIAMONDLAND』
- 坂本龍一『千のナイフ』
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年08月03日 12:00