スライス(Thrice)、〈EPITAPH〉移籍第1弾アルバム『Palms』
待望の新作『PALMS』。2016年の前作『TO BE EVERYWHERE IS TO BE NOWHERE』以来、約2年振りとなる本作は、THRICE約20年のキャリアの中で最も音楽性のふり幅の広いアルバムだと言えるだろう。プロデュースは、THRICEと彼らの前作も手掛けたEric Palmquist。エモーショナルなポスト・ハードコア・サウンドからメロディが美しいミディアム・ナンバーまで、様々な表情のサウンドを作り出す為、ヴォーカル・トラックとパーカッションのレコーディングをEricが行い、ギター・パートはバンド自身がプロデュースを手掛けたという。
「自分たちの曲をレコーディングすることになると、完璧な音を捉えようと、そこまで神経質になることはない」そう語るのは、シンガーのダスティン・ケンスルー。「それよりも、パフォーマンスを通してちゃんとエモーションを表現することに拘っていた。より深く共感してもらえるように」
実験的な要素を含んだエモーショナルでアグレッシヴなハードコア・サウンドに、シーンの20年選手ならではの円熟味が加わったTHRICEの最新作『PALMS』。目まぐるしく変わる今日のミュージック・シーンにおいても、彼らのリアルな感情と情熱、激しさは、揺らぐことなくここにある。「このアルバムに収録されている曲のいくつかがどんなにアグレッシヴに聴こえようとも、何かを非難しているように感じられることがないように注意した」ダスティンはそう語る。そのアプローチをもってTHRICEは、聴くものに永久的なインパクトを与えるようなサウンドを作り出す――!
【収録曲】
01. Only Us
02. The Grey
03. The Dark
04. Just Breathe
05. Everything Belongs
06. My Soul
07. A Branch In The River
08. Hold Up A Light
09. Blood On Blood
10. Beyond The Pines
タグ : PUNK/EMO
掲載: 2018年08月23日 10:33