コード9(Kode 9)とブリアル(Burial)が<Fabric>ミックス・シリーズ最終章に登場
カール・クレイグ、ロバート・フッド、リカルド・ヴィラロボス、LTJブケム、サシャといったレジェンド系からフォー・テット、キャスパ&ラスコ、シャクルトン、サージョン、ディプロ、シミアン・モバイル・ディスコ、ニーナ・クラヴィッツなど最先端アーティストまでが多数参加してきた<Fabric>のミックス・シリーズ。
現行形態での最終作品となる本作『ファブリックライブ 100』は、UKダンス・ミュージック最重要レーベルである<Hyperdub>を主宰するコード9と、レーベルを代表するアーティストであるブリアルのコンビが担当。気になる内容(曲目詳細)は発売日と同時に発表となるが、日本、中国、アフリカ、南米、ヨーロッパそしてアメリカのアーティストを中心に、“GQOM”、“ジューク”、“フットワーク”、“トランス”、“ジャングル”、“グラム”、そしてカテゴライズ不能な楽曲まで、バラエティに富んだ全37曲/74分収録。
【バイオグラフィー】
コード9
英グラスゴー出身のエレクトロニック・プロデューサーで、UKダンス・ミュージック最重要レーベル<Hyperdub>を主宰する。世界的人気アーティストとなるブリアルを発掘し、ダブステップの世界的認知を推し進めただけでなく、UKファンキーやグライムといったUKベース・ミュージックの多様性を提示するリリースを行いつつ、ローレル・ヘイローやアイコニカのような新世代のUSアヴァン・テクノ〜ロウ・ハウス、さらにはDJラシャドのテックライフ周辺をはじめとするシカゴ・ジュークまでを取り込みながら、常に革新的な音楽を発信している。自身では、2006年にコード9&スペースエイプ名義のコラボレーション・アルバム『メモリーズ・オブ・ザ・フューチャー』をリリース。2011年にも同名義で2作目となる『ブラック・サン』を発表。また、2015年にはともに制作をしてきたスペースエイプ、DJラシャドを失った喪失感から制作に取り組んだというソロ名義でのファースト・アルバム『ナッシング』をリリースした。
ブリアル
英ロンドンのダンス・ミュージック・プロデューサーでダブステップ・シーン黎明期の立役者の一人。2006年に<Hyperdub>の第1弾作品としてセルフタイトル・アルバム『ブリアル』でデビュー。無名の新人作品だったにも関わらず、その革新的なサウンドが話題となりWIRE誌の年間ベストを初め多くのメディアで高い評価を獲得。2007年に続いて発表した2作目『アントゥルー』で世界的ブレイクを果たした。レディオヘッドのトム・ヨークをはじめ、多くの著名アーティストが彼のサウンドの影響を受けたと公言しているが、いまだその素顔は多くの謎に包まれている。その後トム・ヨークやフォー・テットとの共同シングルを発表、また、マッシヴ・アタックやブロック・パーティーらの依頼により、ミックスも手がけている。
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2018年08月27日 12:58