9月21日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2018年9月21日公開
メロウで美しいブルーアイド・ソウル好盤
Joey Dosik『Inside Voice』
ヴルフペックの常連コラボレーター、モッキーのライブサポートもこなすSSW。<人間のための人間の音楽>と語る本作は、シンプルかつヴィンテージ感に溢れ、70年代へのリスペクトを感じる好盤。そして何よりソウルフルで美しい歌声は秋の夜長によく似合う。
京都店:坂下 洋輔
- 店舗名
- 京都店
- 店長名
- 坂下 洋輔
- 趣味
- ゲーム・サッカー観戦
- 好きなジャンル
- ネオアコ・ギタポ・ロック全般・JAZZを少々
- 愛聴盤
- Television『Marquee Moon』
- フリッパーズ・ギター『カメラ・トーク』
- Belle & Sebastian『The Boy With Arab Strap』
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イアン・ギランが古き良き楽曲を熱唱
Ian Gillan & The Javelins『イアン・ギラン・アンド・ザ・ジャヴェリンズ』
イアン・ギランがディープ・パープル加入以前に活動していたバンドThe Javelins。変わらぬラインナップでのカバー・アルバムをリリース。ディープ・パープルとは一味違った一面が垣間見え、これはこれで<アリ>な内容。デゲストにドン・エイリーの参加も嬉しい。
川崎店:奥本 啓輔
- 店舗名
- 川崎店
- 店長名
- 奥本 啓輔
- 趣味
- 音楽鑑賞
- 好きなジャンル
- HR/HM,R&B
- 愛聴盤
- Yngwie Malmsteen『Facing The Animal』
- Van Halen『5150』
- K-Ci & JoJo『It's Real』
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どこか懐かしくも新しい、ニュー・スタンダード・ミュージック
Sentimental boys『Festival』
長野県上田市出身の4人組ロック・バンドのおよそ3年ぶりとなるフルアルバム。どこか懐かしさを感じさせる良質ギター・バンドの側面を持ちながら、実験的な要素も取り入れるその絶妙なバランス感覚がたまらない。優しくも力強い歌声と、胸を打つ歌詞。とにかく魅力的溢れるこのアルバムを全ギター・ロック・バンド好きにおすすめしたい。
静岡店:佐藤 圭亮
- 店舗名
- 静岡店
- 店長名
- 佐藤 圭亮
- 趣味
- 通勤中のアトロク
- 好きなジャンル
- ROCK/SOUL/J-POP/K-POP
- 愛聴盤
- キリンジ『双子座グラフィティ』
- 『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』
- Primal Scream『Screamadelica 』
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天才音楽家チリー・ゴンザレスによる傑作シリーズ最終章
Gonzales『Solo Piano III』
ダフト・パンクやドレイク、ファイストにまで楽曲提供をする、天才音楽家チリー・ゴンザレスによる<ソロ・ピアノ>シリーズの完結作。クラシックとジャズで培った間違いない演奏技術に、彼らしいポップセンスが随所に散りばめられ、過去作品と同様に多くの曲がハ長調でハッピー・エンディングになっています。過去2作がお好きな方絶対に聴かなければならない1枚です。
町田店:本田 良
- 店舗名
- 町田店
- 店長名
- 本田 良
- 趣味
- ワイン
- 好きなジャンル
- PUNK/ALTERNATIVE
- 愛聴盤
- the 'tone『here's another reason to believe in rock'n'roll』
- starmarket『starmarket』
- Blew『You're Not The Only One』
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色褪せない初リーダー作、歓喜の再発
Jay Graydon『Airplay For The Planet』
デヴィッド・フォスターとの名ユニットAirplayでおなじみジェイ・グレイドンの93年発表初のリーダー作がリイシュー。Chicagoのビル・チャンプリンやTOTOのジョセフ・ウィリアムズ、シェアウッド・ボールらを随所でVo.に迎え、名盤“Airplay”よりAOR寄りの仕上がりになった、AOR/アシッド・ジャズ/フュージョン屈指の名作と言える1枚。
横浜ビブレ店:松島 友裕
- 店舗名
- 横浜ビブレ店
- 店長名
- 松島 友裕
- 趣味
- 特別言い切れるものが無い・・・
- 好きなジャンル
- 先入観無く聴くが主にROCKは好き
- 愛聴盤
- QUEEN『GREATEST HITS』
- MOGWAI『Mr.Beast』
- Manic Street Preachers『National Treasures 』
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お洒落なビートにキュートなボーカル、踊るジャズ
ものんくる『RELOADING CITY』
キュートでエキゾチックなボーカルと、その佇まいに引き込まれる吉田沙良さん、斬新なビートとジャンルレスなトラックアレンジが魅力的な角田隆太さんによる2人組みユニット、<ものんくる>が初のセルフプロデュースでリリースした4作目のアルバム。プレイすれば一気にスマートでお洒落な雰囲気にさせてくれます。
広島店:山口 勝朗
- 店舗名
- 広島店
- 店長名
- 山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 愛聴盤
- Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
- Mos Def『Black On Both Sides』
- Massive Attack『Mezzanine』
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退廃的でダーティなグランジ・サウンド
w.o.d.『webbing off duckling』
神戸発3ピースバンドw.o.d.(ダブリューオーディー)。<フェス映え>に囚われた数多存在する邦ロック・バンドとは一線を画した歪んだギター・リフが印象的なロック・バンド。気怠い中にも熱く吐き出すヴォーカルの存在感。ニルヴァーナ直系のグランジ・サウンドをかき鳴らし、Blurを彷彿とさせる捻じれたポップ・サウンドにビシッと決めてくるリズム隊。ぜひ彼らの言葉に音に耳を傾けて理解をして欲しい。
神戸店:雪松 英恵
- 店舗名
- 神戸店
- 店長名
- 雪松 英恵
- 趣味
- 地図
- 好きなジャンル
- 邦楽
- 愛聴盤
- thee michelle gun elephant『High Time』
- SMAP『Mr.S』
- Ken Yokoyama『The Cost Of My Freedom』
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アレサ、アトランティック黄金期の名盤BOX
Aretha Franklin『The Atlantic Albums Collection』
67年~76年の全オリジナル・アルバム(74年『燃える愛の炎』75年『ユー』は未収録)に加え、67~73年のデモ、アウトテイク、シングルB面等によるレア音源集『レア&アンリリースド・レコーディングス』、72年未発表ライヴ『Oh Me Oh My: Aretha Live in Philly 1972』も収録。さらに名盤『ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト』『アメイジング・グレイス』は2CDデラックス・エディションで収録と黄金期アレサを堪能できる究極のBOX。
梅田大阪マルビル店:村越 辰哉
- 店舗名
- 梅田大阪マルビル店
- 店長名
- 村越 辰哉
- 趣味
- ロックンロール探究
- 好きなジャンル
- ロックンロール
- 愛聴盤
- ALEX CHILTON『Cliches』
- NRBQ『At Yankee Stadium』
- 山口富士夫『アトモスフィア』
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お気に入りの10曲がクールに美しく、再び輝き始める
Paul Simon『In the Blue Light』
伝説的ソングライター、14枚目となるスタジオ・アルバム。盟友ロイ・ハリーと共にプロデュースし、本人がお気に入りの10曲を再構築。これが素晴らしい内容で、ウィントン・マルサリス、ギタリストのビル・フリゼール、ドラマーのジャック・ディジョネットとスティーヴ・ガッド、yMusicなど錚々たるメンツが参加し、現行ジャズ・シーンにも通用する、クールでディープな質感とサウンドが心地よく染み渡ります。
難波店:真志田 健次
- 店舗名
- 難波店
- 店長名
- 真志田 健次
- 趣味
- レコ屋&古本屋巡り、歩き、ビール
- 好きなジャンル
- WORLD MUSIC,CLUB,ROCK/POPS
- 愛聴盤
- Joao Gilberto『Chega De Saudade』
- Massive Attack『Blue Lines』
- Joe Claussell『Language』
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ザ・マーズ・ヴォルタの再来か!?カオティックエモ新星現る
Dwellings『Lavender Town』
カリフォルニアからのポスト・ハードコア・バンド、Dwellingsのフルアルバム。メンバー2名のユニット編成。なのにザ・マーズ・ヴォルタやダンス・ギャヴィン・ダンス直系のポスト・ハードコア。編拍子を多用しながら、メロディアスなフレーズを絡めカオティックながら聴きやすさも併せ持つ素晴らしい1枚。久々に見つけたーってガッツポーズしたくなりました。
梅田NU茶屋町店:曽我部 淳也
- 店舗名
- 梅田NU茶屋町店
- 店長名
- 曽我部 淳也
- 趣味
- ライヴ観戦
- 好きなジャンル
- PUNK、アイドル
- 愛聴盤
- THE KNOCKERS『KNOCKIN' BLUES』
- FIVE NO RISK『NOW HERE MAN』
- bacho『最高新記憶』
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ギターポップの疾走感とバンドアンサンブルに脱帽の1枚
ソフトタッチ『リビルド』
活動を休止していた10年間でバンドのサウンドは錆びついていなかった。むしろ厚みのあるバンド・アンサンブルに輝きが増したソフトタッチの11年ぶりにのニューアルバム。今作は後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、井上陽介(Turntable Films / Subtle Control)をプロデュースに迎えての会心の一作。
あべのHoop店:小室 雅哉
- 店舗名
- あべのHoop店
- 店長名
- 小室 雅哉
- 趣味
- スポーツ観戦、カメラ、スーパー銭湯
- 好きなジャンル
- J-POP
- 愛聴盤
- スーパーカー『HIGHVISION』
- フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』
- レディオヘッド『The Bends』
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ミュージック・トリップ感満載のチルな傑作
Maribou State『Kingdoms In Colour』
「ここではないどこかへ連れて行くような越境的なサウンドを作りたい」というバンドの意図通りのミュージック・トリップ感満載のチルな傑作。生楽器の温かみのある音色とデジタルが融合した独特なサウンド。エキゾチックな(1)(3)(7)、ボーカルの入った(4)(8)などが極めて心地良い。晩夏~初秋に聴きたい1枚。
名古屋パルコ店:藤瀬 雅文
- 店舗名
- 名古屋パルコ店
- 店長名
- 藤瀬 雅文
- 趣味
- BROMPTONに乗ること
- 好きなジャンル
- BLACK MUSIC、ROCK
- 愛聴盤
- Garry Glenn『Feels Good To Feel Good』
- N.W.A.『Straight Outta Comptom』
- BiSH『FAKE METAL JACKET』
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メロウなエレクトロ・デュオによる都市型ナイト・ミュージック
HONNE『ラヴ・ミー/ラヴ・ミー・ノット』
ロンドン出身のエレクトロ・デュオ、HONNE(本音)の2ndアルバム。メロウでウォーミーなエレクトロ・サウンドがとにかく心地よい。先行シングル“Me & You”は、トム・ミッシュが参加。日本語の<本音>からとったユニット名やアートワークなど<日本好き>な2人ゆえの日本限定CD化。
福岡パルコ店:岩谷 隼人
- 店舗名
- 福岡パルコ店
- 店長名
- 岩谷 隼人
- 趣味
- レコード屋めぐり
- 好きなジャンル
- PUNK/NEW WAVE、MODS、SOUL
- 愛聴盤
- Iggy & The Stooges『Raw Power』
- Richard Hell & The Voidoids『Blank Generation』
- 3776『3776を聴かない理由があるとすれば』
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現代屈指のソウルSSWがオランダの名アンサンブルと共演
Raul Midon/Metropole Orkest『イフ・ユー・リアリー・ウォント』
1年ぶりとなる新作は、オランダの名門メトロポール・オーケストラとの共演作。“Sunshine”等の初期名曲から昨今のライブ定番曲まで、そのキャリアの中から名曲ばかりをセレクトした全10曲をダイナミックかつ繊細なアンサンブルで響かせた至極の1枚。ソウル/ジャズ/AORの魅力を併せ持ったラウルの新たな側面を体感できる1枚です。
名古屋近鉄パッセ店:西村 清彦
- 店舗名
- 名古屋近鉄パッセ店
- 店長名
- 西村 清彦
- 趣味
- 自転車
- 好きなジャンル
- メロウなもの全般
- 愛聴盤
- Massive Attack『Blue Lines』
- Lonnie Liston Smith『Expansions』
- Tommy Guerrero『Soul Food Tagueria』
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ローファイ~エモ~ブレイクビーツ…幅広いジャンルに展開される2nd
オオクボファクトリー『JOINT』
俗に言う、オルタナティヴ・ロックのひとことで括ることのできない、飄々としながら拘りが深そうなサウンドが満載の2ndアルバムです。トクマルシューゴ、菅原慎一( シャムキャッツ)他、なるほど、なミュージシャンが多数参加した「JOINT」です。
久留米店:頴原 亮一
- 店舗名
- 久留米店
- 店長名
- 頴原 亮一
- 趣味
- バイク
- 好きなジャンル
- HARD ROCK
- 愛聴盤
- THE YELLOW MONKEY『SICKS』
- Bon Jovi『New Jersey』
- COMPLEX『19901108』
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アレサ、ありがとう、あなたの魂(ソウル)は永遠です
Aretha Franklin『アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト』
アレサの代表作にして、ライヴ・アルバムの金字塔。1曲目の“RESPECT”から圧倒的なパフォーマンスでド肝を抜かれます。選曲自体は有名曲カバーも多いですが、アレサが唄うと、彼女のオリジナルのようにしか聴こえません。前座とバックも務めたキング・カーティス&ザ・キングピンズの演奏も凄まじく、この名演あっての名唱です。特にレイ・チャールズが飛び入り参加した9曲目の“SPIRIT IN THE DARK”は鳥肌モノ。
アミュプラザ博多店:屋良 朝三
- 店舗名
- アミュプラザ博多店
- 店長名
- 屋良 朝三
- 趣味
- CDシングル収集
- 好きなジャンル
- 60S~70S SOUL
- 愛聴盤
- Otis Redding『Live In Europe』
- Ray, Goodman & Brown『Special Lady』
- ピーター・バラカン選曲コンピ『Crescent City Bounce Classic R&B From New Orleans』
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さくらももこ全作詞×来生たかお全作曲の豪華なコラボアルバム
Various Artists『One Week 』
音楽通としても知られたさくらももこさん。そんなさくらさんが全作詞を手掛け、大ファンだったという来生たかおさんに作曲を依頼して制作されたオムニバスCDが本作。ゲスト・ボーカルには、小谷美紗子、辛島美登里、青葉市子、柳原陽一郎、中納良恵(EGO-WRAPPIN')、太田裕美、原田郁子(クラムボン)が参加。7曲それぞれのアニメーションを収めたDVDとの2枚組。
那覇リウボウ店:古田 真
- 店舗名
- 那覇リウボウ店
- 店長名
- 古田 真
- 趣味
- 宅飲み/宅DJ
- 好きなジャンル
- シティ・ポップ/ ニュー・ソウル
- 愛聴盤
- 大貫妙子『SUNSHOWER』
- Donny Hathaway『LIVE』
- 一十三十一『CITY DIVE』
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年09月21日 12:00