ザーズ(Zaz)、3年振りとなるアルバム『Effet Miroir』
全世界で400万枚以上のアルバム・セールスを誇る、フランスを代表する女性シンガー、ZAZ(ザーズ)。2015年の前作『PARIS~私のパリ~』から約3年振りとなる待望のニュー・アルバムが発売となる!前作が“パリ”をテーマにし、世代を超えて愛されてきた楽曲を大胆且つ、個性豊かにカヴァーした作品だったのにし、今作は100%オリジナル楽曲からなるアルバムとなる。
フランス語で“ミラー効果/ミラーリング”を意味するアルバム・タイトル『EFFET MIROIR (エフェ・ミロワール)』。本作は、彼女がこれまで遭遇した様々な経験を通じて理解した、人間というものの多様性と同様に、いくつかの側面やジャンルを描いたものとなっているという。そこには勿論、デビュー以来、自国フランスだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、そしてここ日本も含む、世界五大陸の各都市をツアーしてまわった彼女が吸収したものが反映されているのだ。
アルバムからのファースト・シングルとなる「Que vendr(意味:どんなことがあっても)」はスペイン語とフランス語で歌われており、人生をあるがままに後悔せずに生きることについて綴った楽曲だそう。ザーズ曰く「私にとってこの楽曲は、人生という道を歩いているようなもの。タイトルは、私が世界中を回ってパフォーマンスをしてきたこの8年間のことを反映したもので、その先で直面してきたこと、それによって経験してきたことを思い出させるの」
パリ、ブリュッセル、そしてモントリオールで制作されたこのアルバムには、シャンソン、南米音楽、ポップ、サルサ、ロックなど様々なジャンルをクロス・オーヴァーした、ZAZの限りない音楽性があふれ出ている。そして彼女がコンサートやツアーで出会った様々な人種、性別、年代の人々のように、その音楽性は色彩豊かな多様性を表現しているのだ。ロックぽさを見せたかと思えば、サルサっぽいところもあったりと、時に踊りたくなるような、また時に自分の感情を大声で叫びたくなるような、また時には涙を零し、その後に気分が晴れるような――このニュー・アルバム『EFFET MIROIR』に収録されている曲の数々は、まるで鏡の間のように色々なものを見せながらも、最後には人や心の真実を映し出しているに違いない。
「全ての要素を、その逆説をも含む形で理解するということは、私にとっては、我々という存在の両極性を結びつけるということなの」――そう語る、世界を旅するコスモポリタンなアーティスト、ZAZ。彼女が魅せる万華鏡のように色鮮やかな音楽が『EFFET MIROIR』には煌めいている。
【収録曲】
1.Demain c'est toi
2.Que vendra
3.On s'en remet jamais
4.J'aime j'aime
5.Mes souvenirs de toi
6.Toute ma vie
7.Je parle
8.Resigne-moi
9.Ma valse
10.Si c'etait a refaire
11.Pourquoi tu joues faux
12.Plume
13.Nos vies
14.Saint Valentin
15.Laponie
掲載: 2018年09月21日 08:48