細野晴臣、2008年にタワレコ限定でSHM-CD再発した『COINCIDENTAL MUSIC』『MERCURIC DANCE』『PARADISE VIEW』が再入荷
2008年にタワーレコード限定で再発したアルバム3タイトルが再入荷。追加プレス数には限りがございますのでご注文はお早めに。
仕様:紙ジャケット
フォーマット:SHM-CD
『COINCIDENTAL MUSIC<タワーレコード限定>』
オリジナル発売:1985年8月21日
モナド観光シリーズ第1弾である本作は、細野晴臣が手がけたCM音源を収録したアルバム。細野本人も出演したコンタック600のCM曲「ピエトロ・ジェミニ」をはじめ 、日本生命、資生堂、旺文社、無印良品(これのみ店内BGM用)、PARCO、ヤクルト、 西武などで使用された楽曲11編が収録されている。なお日本生命ロングランのCM曲「中国の人」は、後に91年に結成されたHIS(細野晴臣+坂本冬美+忌野清志郎)で取り 上げられ、忌野清志郎による詞が付けられた「日本の人」として発表された。佐川急便のCM曲として使用されたので聴き覚えのある方も多いだろう。
『MERCURIC DANCE<タワーレコード限定>』
オリジナル発売:1985年9月21日
モナドの第2弾として発売された本作は、元々環境ビデオのサントラとして録音されたもの。大和の奥地にて細野晴臣は新井唯義と共に水と光をテーマに天河を撮影し、その後サイドAを戸隠の山中で、サイドBを東京のスタジオで録音。そのほとんどは、感覚的なものを重視してマニュアル演奏で録られた。自然の摂理と宗教や音楽の関わりに深く思いを馳せ、そこから受けるインスピレーションに細野流即興的音楽を加えることによって大自然の陰陽を表現した、今でいう風水の理に則った環境音楽の最先端をいく作品。
『PARADISE VIEW<タワーレコード限定>』
オリジナル発売:1985年10月21日
本作はモナド観光シリーズ第3弾としてリリースされたもので、1984年に沖縄で制作された16mm同名映画のサントラ。この映画は全編沖縄ロケ、しかも琉球語の台詞に標 準語の字幕が付けられるという異色の作品で、細野自身をはじめ、戸川純やりりィ、 嘉手刈林昌、照屋林助らも出演。ただし全編が沖縄音楽の伝統に則って制作されたものではなく、沖縄を通じてアジアの姿を再度見つめ直した作品といった方が妥当か。 細野が70年代から実験を繰り返してきたエキゾチック・ミュージックが、本作を通じても垣間見られる点は興味深い。