驚異のスリーピース・アクト=Fever 333(フィーバー333)、破格のデビュー・アルバム
音楽には、銃弾や爆弾よりも遥かに激しく変化を引き起こすことが出来る力がある…。各地のロック・フェスでの出演/パフォーマンスが大きな話題となり、全世界のロック・メディアから今一番熱い視線を集める、元レットリヴのカリスマ・フロントマン、ジェイソン・アーロン・バトラーを擁する驚異のスリーピース・アクト、フィーヴァー333。「新たなるアクティヴィスト」が、さらなる攻撃を世界にしかけるべく、遂にデビュー・アルバム『STRENGTH IN NUMB333RS』を完成させた…!
LA出身の激情型メロコア・アクト、レットリヴのフロントマンとしてカリスマ的存在感を放ちまくっていたジェイソン・アーロン・バトラーが、レットリヴの活動を終了させた後、自らの内にある情熱を再び音楽として吐き出すために始動させたのが、バトラーに加え、プログ・メタル・アクトNIGHT VERSESのアリック・インプロタ(dr)と、エクストリーム・メタル・アクトTHE CHARIOTのステファン・ハリソン(g)からなる、このフィーバー333だ。
それぞれに強靱な音像でコアな人気を誇るバンドで活動してきたこの3人が集結しここに吐き出すサウンドは、尋常じゃない攻撃性に満ちた辛辣な歌詞を載せたハードコア・ラップと、重量感と疾走感を持ってビートを叩きだすリズム、そしてヘヴィにかき鳴らされるギターが混在した、一瞬にして全てを沸点へと到達させるほどの力に満ちた、アジテーショナル・ヘヴィネス。ここまで刺激的でここまで挑戦的なアクトは、ここ最近のニュー・アクトの中でも群を抜いた存在感を放っている。
2018年3月に、強烈な政治的メッセージを含んだ1st EP『MADE IN AMERICA』を発表、同年7月に開催されたFUJI ROCK FESTIVAL 2018の最終日にWHITE STAGEに出演、ステージを縦横無尽に駆け回り、果ては中継車の屋根までをもステージにして、多くのオーディエンスの心を鷲づかみにした彼ら。そのエナジーに満ち溢れたパフォーマンスはその場に集まった観客の度肝を抜き、この時のパフォーマンスがFUJIROCK公式のYouTube Channelにてストリーミング配信されたことでその話題性は増幅され、大きなうねりとなって彼らへ熱い注目が注がれることとなる。そしてALBUMリリース発表の前だったにも関わらず、単独来日公演がステージ直後に発表されるなど、その破格の扱いも相まって大きな話題となっている。
無機質なエレクトロ・ビートと絡み合う重量級かつタイトな生々しいグルーヴを生み出すリズム、ノイジーに切り込んでくるギター、そして刃を言葉に変えて現代社会にある欺瞞を抉りだしていくヴォーカル…、ハードコアやスラッシュ、ヒップホップなど、様々なサウンド・スタイルを縦横無尽に行き交いながら圧倒的な音像で襲いかかってくるこのフィーヴァー333。衝撃的なまでの昂揚感を増殖させていくこの3人は、確実に現シーンに強烈な一撃を食らわせる存在となる…!