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〈2018年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉玉屋2060%[Vo.&Gt ](Wienners)編

Wienners 玉屋

 

夥しい音楽的情報量を、ハードコア・パンクの文法でポップに鳴らした前作から早4年。数曲分のアイデアを1曲に凝縮する手法は今回も冴え渡り、男女ツイン・ヴォーカルの爽快さに、シンセ・ポップやファンク、バングラにファストコアなどが入り乱れ、前作以上の祝祭感と解放感に溢れている。これは活動休止やメンバー脱退といった苦境を乗り越えた賜物でもあろう。Wiennersここにあり!
bounce (C)鬼頭隆生

 

Wienners 4th Album『TEN』ダイジェスト サンプラー

 

Wienners『恋のバングラビート』Music Video

 

Wienners『TRADITIONAL』Music Video

 

▼選盤テーマ:2018年、一番聴いたCDは?〈お気に入りの1枚〉

国府達矢『ロックブッダ』

オリエンタル、アジアン、民族的な旋律に幾何学的リズムが絡み合う。フリーキーなフロウのボーカルがそこに乗っかってなんとも言えない浮遊感に包まれ、ロックブッダに彼岸の地まで連れて行かれそう。こういう様々な要素(音楽以外の世界観含め)が混ざり合って新しいものが生まれるようなものに惹かれるし、アイディアが音楽を超越する瞬間を体感したい。僕もそんな音楽を作りたいと常々思っています。

 

国府達矢 "薔薇" (Official Audio)

 

▼選盤テーマ:2018年、一番気になったアーティストは?

Louis Cole

近年はハイブリットな音を求めているのですが、この音像はまさにドンピシャ。FUNK〜FUSION〜JAZZ〜AOR etc.のグルーヴをごちゃ混ぜにしてとにかくタイトで攻撃的なM-1。パーカッシブなシンセ、乾いたパッサパサのスネア、超低音を撒いといながら容赦無く襲ってくるキック、MJよろしくなウィスパー気味のVoが音数少なく入り混じってぶち込まれ、まじで殺される!と思いました。

 

Time [Full Album] - Louis Cole

 

▼選盤テーマ:あなたにとって平成(1989~2018)の1枚といえば?

Dragon Ash『Viva La Revolution』

平成と聞いて真っ先に思い浮かびました。僕がバンドを始めるきっかけの一つになった1枚。発売当時はまだ中学生でしたが、当時の日本の空気感はまだ若者がイケイケで世間全体も異様なミレニアムムードに包まれていて、その空気と相まって僕の中で(もちろん世間でも)とてつもない盛り上がりと興奮を見せた1枚。ハイスタ〜AIR JAMもそうでしたがあの時感じた”日本の若者の勢い”を象徴する1枚です。

 

Dragon Ash 1997~2001 - 「Let yourself go,Let myself go」(PV 90sec)

 

▼2018年印象に残った出来事は?

バンド結成10周年(アニバーサリーツアーの手応えは本当にすごかった)、アルバムリリース(本当に今の自分よりちょっと高いハードルを課して、それを越えることができた)、愛する名古屋グランパスJ1残留(ジョーありがとう)、W杯で西野ジャパンの躍進(ピッチに入ってくる選手の吹っ切れたすがすがしい顔だけで目頭が熱くなりました)etc…

 

▼リリース&ライヴ情報

Wienners ライブスケジュール
2019年1月5日(土)「みそフェス2019」@名古屋SPADE BOX
2019年1月20日(日)「本気だしてウンザウンザを踊るツアー」@浜松メスカリンドライブ
2019年1月30日(水)「Live House Pangea presents Sounds Of Continental Drift2019」@新代田FEVER

オフィシャルページURL:http://wienners.net
オフィシャルツイッターアカウント:@wienners_wns

 

カテゴリ : キャンペーン

掲載: 2018年12月29日 10:00