Kane Roberts(ケイン・ロバーツ)復活アルバム『The New Normal』
アリス・クーパーとの活動で一気にその名を馳せた実力派ギタリスト“ケイン・ロバーツ”が永き沈黙を破り待望のソロ名義でのニュー・アルバムを完成させた!!かねてよりメディアやファンの間でも評価が高いメロディ重視の豪快なヘヴィ・メタル・サウンドで再び全世界を蹴散らす勢いだっ!!
アリス・クーパーの80年代中期のアルバム『CONSTRICTOR』(1986年)、『RAISE YOUR FIST AND YELL』(1987年)のレコーディング及びツアーに参加したケイン・ロバーツは、筋骨隆々の超マッチョ体格とメロディアスながらテクニックも兼ね備えたギター・プレイで一挙に注目を浴び、人気ギタリストの仲間入りを果たす。初のソロ・アルバム『KANE ROBERTS』(1987年)ではジャケットに映画『ランボー』の主人公を彷彿とさせる姿で大胆に登場、機関銃型のドデカいギターを抱えたインパクトあるヴィジュアルで話題をさらった。また、セカンド・アルバム『SAINTS AND SINNERS』(1991年)ではヒット請負人と名高いデズモンド・チャイルドをプロデューサーに迎え、アリーナ・ロック然としたキャッチーでメロディックなヘヴィ・メタルを全開に展開、世間から最高傑作とも謳われる大きな評価とセールスを得た。
久々のリリースとなる本作ソロ・アルバムは、ファンの期待を裏切らない、これぞまさにケイン・ロバーツという美しいメロディに彩られた重厚且つ濃厚ながら爽快さも感じさせるヘヴィ・メタル・サウンドで埋め尽くされている。現代的ヘヴィネスを炸裂させたかと思えば、泣きのミディアム、バラードなどソングライティング&アレンジは変幻自在ながら、根底にあるメロディ重視志向は普遍だ。
さらに注目したいのはケイン・ロバーツに所縁のある豪華ゲスト陣の参加。アリス・クーパー(Vo)とアーチ・エネミーのアリッサ・ホワイト=グラズ(Vo)とケインのトリプル・ヴォーカルのM3は話題になる事必至。キップ・ウインガー(B)、ニタ・ストラウス(B)など、アリス・クーパー人脈のミュージシャン起用も嬉しい。ケイン自身も熱きチョーキングからテクニカルなリックまでケインのギター・プレイも暴れ捲り。勿論、素晴らしいヴォーカルも存分に披露しており、充実の完成度を誇るアルバムに仕上がった。大いに期待して欲しい。
日本盤先行発売
日本盤ボーナス・トラック1曲
【収録曲】
01.KING OF THE WORLD キング・オブ・ザ・ワールド
02.WONDERFUL ワンダフル
03.BEGINNING OF THE END ビギニング・オブ・ジ・エンド
04.WHO WE ARE フー・ウィ・アー
05.FOREVER OUT OF PLACE フォーエヴァー・アウト・オブ・プレイス
06.LEAVE THIS WORLD BEHIND リーヴ・ディス・ワールド・ビハインド
07.THE LION’S SHARE ザ・ライオンズ・シェア
08.LEAVE ME IN THE DARK リーヴ・ミー・イン・ザ・ダーク
09.ABOVE AND BEYOND アバヴ・アンド・ビヨンド
10.WRONG ロング
日本盤ボーナス・トラック
11.WRONG (REMIX) ロング(リミックス)
KANE ROBERTS ケイン・ロバーツ(ヴォーカル、ギター、ベース)
ALICE COOPER アリス・クーパー(ヴォーカル) *M3
ALISSA WHITE-GLUZ アリッサ・ホワイト=グラズ(ヴォーカル) *M3
KATT FRANICH カット・フラニッチ(ヴォーカル) *M4
NITA STRAUSS ニタ・ストラウス(ギター) *M1
RYAN BALFOUR ライアン・バルフォー(ギター) *M9
KIP WINGER キップ・ウインガー(ベース)
EVAN MAGNESS エヴァン・マグネス(ベース、ギター) *M2
JOHNNY SANTORO ジョニー・サントロ(ベース) *M8
FRANCESCO DICOSMO フランチェスコ・ディコスモ(ベース) *M10
ALEXANDER TRACK アレクサンダー・トラック(ドラム、キーボード)
HIDEKI AOYAMA 青山 英樹(ドラム) *M3
CHRIS TISI クリス・ティシ(ドラム) *M5
SCOTT LANG スコット・ラング(キーボード) *M10
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2019年01月04日 17:27