Eric Gales(エリック・ゲイルズ)によるベス・ハート、ドイル・ブラムホールII参加のニュー・アルバム『Bookends』
ジョー・ボナマッサが「間違いなく、世界最高のギタリストの一人」と語り、デイヴ・ナヴァロも「何故エリック・ゲイルズがロック・ギター界最大のビック・ネームじゃないのかは本当に謎だ」と首を傾げ、カルロス・サンタナも「彼は驚くほど素晴らしいよ」と声を上げた、メンフィス出身のブルース・ギタリスト、エリック・ゲイルズ(Eric Gales)。子供の頃から天才ギタリストとして注目を集めていた彼は、 1991年、16歳でエレクトラと契約。その後10数枚のアルバムを発表し、いくつかのコラボレーションやセッション参加をしながらその腕前と評価を高めていった。
その彼が、約2年振りとなるニュー・アルバムをリリース!2017年の前作『MIDDLE OF THE ROAD』が人生の躓きから見事に立ち直った“復活作”だとすれば、今回リリースされるニュー・アルバム『THE BOOKENDS』は、彼のミュージシャンとしての幅をさらに広げた作品である。「ギタリストとしちゃ、俺はそこそこ弾けるって思われるようになった」そう彼は語る。「でも、自分をもっと高いところへ押し上げなきゃいけない、そう思わせる原動力になったのは、このアルバムでフィーチャーされているミュージシャンだ」
本作でフィーチャーされているのは、エミー賞を受賞した経験も持つヴォーカリスト、B・スレイドにベス・ハート、ドイル・ブラムホール II などの実力派ミュージシャンたち。そしてプロデュースを手がけるのは、フェイス・ノー・モアからマルーン5、トレインなどを手がけたマット・ウォレス。エリックによると、マットは今作で自分の幅を広げる挑戦の後押しをしてくれたという。「マット・ウォレスとの仕事は本当に楽しかったよ。ヴォーカル面に力を入れたいというのは、今回俺が意識的にやりたいと思っていたことだけど、マットも同じように考えていた。彼は俺がギタリストだけじゃないって分かっていたんだ。彼との仕事は本当にパワフルな体験で感動したよ」
前作『MIDDLE OF THE ROAD』で見事復活を遂げたエリック・ゲイルズ。本作『THE BOOKENDS』で彼は、自分の音楽的限界を打ち破り、自己を見つめ、探求しながら無限大の可能性に挑む。限界知らずの生き様ブルース・ギタリスト、エリック・ゲイルズがヴォーカリストとしての可能性に挑んだ挑戦作の完成だ!
【収録曲】
01. Intro
02. Something's Gotta Give (feat. B. Slade)
03. Whatcha Gon' Do
04. It Just Beez That Way
05. How Do I Get You
06. Southpaw Serenade (feat. Doyle Bramhall II)
07. Reaching For A Change
08. Somebody Lied
09. With A Little Help From My Friends (feat. Beth Hart)
10. Resolution
11. Pedal To The Metal (feat. B. Slade) [Remix] [CD Bonus Track]
Photography by Mathieu Bitton
掲載: 2019年01月21日 09:53