Martin Schulte(マーティン・シュルツ)ニュー・アルバム『Ocean』
OCEAN(海)と名付けられた本作は、2018年初めに水中のサウンドトラックを制作するというアイデアを元に作曲したもので、まるで1冊の本のように全ての楽曲は似たコンセプトの元に作られ、楽曲のタイトルも海や水にちなんだものばかりである。海は音楽的創造の世界に没頭させてくれる、奥深いストーリーをもつもので、ここにあるのは水中の世界のサウンドトラックである。深い場所への旅でもあり、深い場所から水面への旅でもある。
マスタリングは世界的に活躍するドローンアーティスト Chihei Hatakeyama 氏。ジャケットの写真は、水中プロカメラマンの峯水亮氏によるもの。大判の紙ジャケット仕様。
【収録曲】
1.echo sounder 06:58
2.lights on depth 06:48
3.drifting 08:03
4.bathyscaphe 07:07
5.ice dive 06:51
6.medusa 03:52
7.underwater hills 06:17
8.migration of fish 05:08
9.corals 04:08
10.aqualunger 07:48
【マーティン・シュルツ(本名マラット・シヴァエヴ)】
ロシアはカザン出身のテクノ・プロデューサー。12 歳の頃に電子音楽に目覚め、14 歳の頃から DJ やトラック制作を開始。弱冠 19 歳にして日本でも爆発的なセールスを記録した「Depth of Soul」をリリースし、持ち味である多彩なビート、ひたすらクールで心地良い上モノで世界各国から注目を浴びる。以降、「Odysseia」「Treasure」「Slow Beauty」「Seeing Tokyo」「Forest」「Seasons」などのアルバムをリリースする他、世界各国の作品に参加。また 2015 年には自身のヴァイナル・レーベルである Slow Beauty を設立。その創作エネルギーはとどまるところを知らない。
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2019年02月12日 16:58