〈アーティストが選ぶ平成の1枚は?〉松本素生[Vo.&Gt](GOING UNDER GROUND)編
1998年12月12日に発売になったデビュー作「Cello」から、時系列ごとにメンバーによって選曲された2枚組。CMタイアップ曲も多数含み、さら にベネッセのCM音源としても使用され、ファンからは長い間音源化が待たれていた初オフィシャルCD音源化となる「Parade」「Winding Road」も収録。20周年イヤーの最後を飾る究極のベスト盤が完成した。これ1枚でGOINGの活動を振り返ることが出来るとともに、聴き手の数々の風 景が蘇るメモリアルな1枚。
松本素生のパーソナルな世界観をバンドが支えるスタイルから一歩踏み出し、鍵盤を加えた力強いグルーヴを打ち出す新作。前半はアコースティックに、後半は バンド・サウンドで盛り上がる"アワーハウス""もしも""返信"、中澤寛規が歌う90sのインディー・ロック的な"スターシェイカー"などライヴで聴き たい良曲が多数。中堅バンドマンの現実を吐露する詞も以前より朗らかで前向きに聴こえる。デビュー20周年おめでとう。
bounce (C)宮本英夫
STAND BY ME/GOING UNDER GROUND
GOING UNDER GROUND - HOBO (Official Music Video)
GOING UNDER GROUND - ペパーミントムーン (Official Music Video)
▼選盤テーマ:あなたにとって平成(1989~2018)の1枚といえば?
サニーデイ・サービス『若者たち』
渋谷系のようなものが何となく自分にフィットするかも〜と色々聴いてみたが、オシャレ過ぎて、やっぱ違うかも〜とメロコアとヒップホップ旋風が吹き荒れる埼玉の片隅で、少し年上のお姉さんから教えてもらったサニーデイサービスの若者たち。初めて聴いた感想を曽我部さん風に言うなら、「これ、俺よ⁈」(※この音楽は俺が作りたかったやつだよの意)と探してた宝物を、やっと見つけた感覚。バンドはもうやっていましたが、サニーデイサービスに出会い、ちゃんと曲を書き始めました。サニーデイ居なかったらバンド辞めてたかもです。
サニーデイ・サービス「いつもだれかに」
オフィシャルページURL:https://goingunderground.tokyo/
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