折坂悠太をはじめとした令和の時代も活躍を期待される注目のシンガーソングライター
第11回CDショップ大賞2019にて星野源『POP VIRUS』と並んで、大賞を受賞した折坂悠太『平成』 。その歌声とメロディは、YOUTUBEでふいにおすすめされた南米や中南米の名も知らないシンガーの歌のように異国の風を感じさせるものから、高田渡をはじめとした日本のフォークミュージックが持っていたピリッとする批評性を感じさせるものまで、ルーツ・ミュージックに新たな息吹を与える存在ととして、世代もジャンルも超越して注目を集めている。平成元年生まれの折坂ならではの、極私的な感性で時代を切り取った『平成』。
2019年3月にセルフプロデュースによる最新アルバム『がんばれ!メロディ』を発売した柴田聡子。デビュー時からポップなメロディと自由奔放な歌は多方面から注目される。文芸誌への寄稿も多数行い、詩集が第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞するなど歌詞への評価も高い。
第11回CDショップ大賞2019でアルバム『祝祭』が入賞したカネコアヤノ。バンドを率いた力強いオルタナティブなサウンドと、弾き語りでの柔らかくも凛とした筋の通ったサウンドと、常に多面的な魅力を体現するシンガーソングライター。
上海出身のシンガーソングライター。温もりのある歌声、英語と日本語をミックスした歌詞、ギターの弾き語りからバンドサウンドそして打ち込みまで多様なサウンドで広がる音世界は牧歌的でありながら、都会的なクールな側面が時折顔を覗かせるなど不思議な魅力を放っている。
掲載: 2019年04月02日 13:10
更新: 2019年09月02日 12:25