タワレコ藤沢オーパ店がおススメするハワイアン・ミュージック ~スローライフ編~
平井大『THE GIFT』
ハワイのエッセンスを交え独特の世界観を奏でる平井大。年々広がる彼の人気だがいよいよドラえもんの劇中にも進出。「映画ドラえもん のび太の月面探査記」主題歌“THE GIFT”収録の2019年7月リリースの待望のアルバムは絶対に見逃せない。
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七尾旅人『Stray Dogs』
七尾旅人の湘南、といえば「湘南が遠くなっていく」ですが、最新作「Stray Dogs」にも“湘南”のワード再び。「スロウ・スロウ・トレイン」で聴ける“湘南新宿ライン”のブルージーな響きは一日遊びつくした帰り道、藤沢駅から再生を始めると聴き応えがぐっとまします。
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Michael Kaneko『WESTBOUND EP』
カリフォルニア育ちの日本人シンガーソングライター Michael Kaneko。origami PRODUCTIONSに所属、楽曲センス天性の歌声はハスキーであり日本人離れした特徴的な歌声は一度聴いたら忘れられない。アコギのカッティングの心地よさと歌声が絶品の“LOST IN THIS CITY”はじめオーガニックな両局がズラリと並ぶ。フジロックやサマソニへの出演、数多くの著名アーティストとの共演も納得の才能だ。
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名渡山遼『Beautiful Island Feeling』
若手ながら今や日本のウクレレ奏者の最高峰。速弾きも巧みだが、一音一音丁寧に奏でるゆったりと聴かせる楽曲も絶品の心地よさ。人気FM番組『JET STREAM』の金曜エンディング・テーマ「Mr.Lonely」の嬉しい収録に加え、名渡山流カヴァーが光るスティングの名曲“Englishman in New York”などウクレレ・ファン必聴の1枚。
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Lisa Halim『A New Me』
ROXY GIRLSの一員としても活躍中のLisa Halim。カヴァー曲をやさしくもユル~い空気感に仕上げるのは彼女ならでは。まるで自身の楽曲かの様な仕上がりのカヴァーは一度は聴いてみて欲しい。2019年6月はオリジナルソングとカバーソングを含む待望の新作リリース。
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The Mattson 2『Paradise』
ウェストコーストの双子ジャズ・ユニットが、トロ・イ・モワことチャズ・バンディックのレーベル〈Company Records〉からリリースした最新アルバム『Paradise』。ジャズとインディ・ロックの融合はここでも健在で、ゆったりとしたインストゥルメンタルを聴かせるが、今作ではヴォーカル曲も披露してよりポップな印象へ。60~70年代のヴァイブ、きらめくギターサウンド、スムースな音の運び、ソフトなヴォーカルなど心地よい要素が満載。
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Tommy Guerrero『DUB SESSION』
トミー・ゲレロの約2年振りとなるアルバムは、盟友のチャック・トリース(ザ・ブラックトップ・プロジェクト/バッド・ブレインズ)をドラムに迎え、レゲエ/ダブにアプローチした一枚。元々ダブ風の曲を作っていたり、その音楽性に影響が見え隠れしたが、今回は様々な要素を滲ませつつも、伝統的なダブに取り組みストレートな表現を試みている。
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Emily A.Sprague『Water Memory / Mount Vision[Special Japanese Edition]』
アンビエント・アーティスト、エミリー・A・スプレイグが自主リリースした作品が日本盤のみオリジナルのアートワークを使用して発売。幻想的で、美しく、やさしく、そして瞑想しているような内容は、このジャケが全てを表している。
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Khruangbin『全てが君に微笑む』
世界的に人気が高まっているクルアンビン。彼らの初CD化音源をまとめてのが来日記念盤でもある本作だ。ライヴの定番曲「The Infamous Bill」や「The Number 4」など、メロウでエキゾなミッドナイト・ファンクをどうぞご堪能下さい。
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Drugdealer『Raw Honey』
2016年の前作が話題になったバンドのセカンド・アルバム。70年代半ばの青々とした素敵なシンガーソングライターのサウンドに加え、ジャケ・デザインのヒントにしたと思しき、60年代サイケデリック・ロック・バンド=The United States of Americaのようなストレンジでドリーミーな桃源郷感、アルバム・タイトルから連想される60年代ビーチ・ボーイズのような温かみのあるサイケ・ポップ感が最高!
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掲載: 2019年06月10日 16:37