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Foreigner(フォリナー)、78年の貴重ライヴ音源『LIVE AT THE RAINBOW '78』

Foreigner(フォリナー)

「1978年は、バンドにとって間違いなくマジカルな年だったよ。イギリスに戻って、あの伝説的なレインボーでヘッドラインのコンサートをするなんて、本当に夢がかなった瞬間さ。観客も素晴らしかったし、あれ以上に最高なものなんて望めなかったよ」 ─ ミック・ジョーンズ

1976年に元SPOOKY TOOTHのミック・ジョーンズと元KING CRIMSONのイアン・マクドナルドを中心に結成し、翌1977年にアルバム『FOREIGNER(邦題: 栄光の旅立ち)』でデビューして以来、数々のヒット曲を生み出し、10作品でマルチ・プラチナム・ディスクを獲得、世界での累計アルバム・セールスは実に7,500万枚を超え、最も売り上げ枚数を稼ぐバンドの一つとしての地位も確立する伝説のロック・アクト、フォリナー。

70年代後半から80年代にかけて全米チャートを席巻し、圧倒的な存在感を放ってきた彼らの、デビューから間もない時期の貴重なライヴ・パフォーマンスを収録した『LIVE AT THE RAINBOW '78』が、遂にCDとアナログ盤でリリースされることとなった! 今年の3月には映像作品とデジタル配信のみでリリースされていた彼らの初期のライヴ音源が、ようやくフィジカルでリリースされることになる。

1977年に発表したデビュー・アルバムは全米チャート最高位4位を記録、その後約1年にわたり全米チャートTop 20をキープ、英米混合メンバーからなるこのフォリナーは、デビュー・アルバムで一躍世界から注目される人気バンドへとその階段を駆け上がっていった。デビューから約1年後となる1978年4月、彼らはロンドンにある伝説のライヴ会場、レインボーにてソールド・アウトとなったヘッドライン・ショウを開催する。

「Long, Long Way From Home」で幕を開けたこの夜は、「Feels Like The First Time」や「Cold As Ice」といったヒット・シングルに加え、その後発売されることとなるセカンド・アルバム『DOUBLE VISION』からの新曲2曲も披露され、その確固たるミュージシャンシップに裏打ちされた素晴らしいパフォーマンスで、観客にめくるめく時間を提供することとなった。この貴重なライヴ・パフォーマンスが、今回最新リマスター音源となってリリースされることとなるのだ。

ミック・ジョーンズ(g, key, vo)、ルー・グラム(vo, perc.)、イアン・マクドナルド(g, key, sax, flute, vo)、アル・グリーンウッド(key, synth)、エド・ガリアル(b, vo)、そしてデニス・エリオット(dr)というクラシック・ラインナップによるこの日のパフォーマンスは、バンドが持つ当時の勢いだけでなく、後に最も売上枚数を稼ぐバンドの一つとして成長していったバンドの、その人を惹きつける魅力をも堂々と見せつけてくれる素晴らしいものだ。ロック・シーンにおいて様々な記録を打ち立てていくスーパー・バンドの「栄光の旅立ち」の瞬間をとらえたこのライヴ・アルバム、是非大音量で体験してほしい。

 

フォリナー、1978年のロンドン・レインボー・シアター公演を収めた映像作品>>>

フォリナー、21世紀シンフォニー・オーケストラとコーラス隊の共演ライヴ>>>

掲載: 2019年06月10日 13:51