Bob Dylan(ボブ・ディラン)、75年の名盤『血の轍』が究極のアナログ盤規格で復刻
75年作品。ここ2作でのザ・バンドとの活動によってロック色を強めたディランであったが、本作は一転してアコースティック・サウンドによる穏やかな印象のアルバムとなった。サウンド面での変化もさることながら、詩の面でもこれまでと一味違う味わい深い作品が多く収録されており、特に「愚かな風」は“70年代のライク・ア・ローリング・ストーン”とまで評される。このアルバムのセッションは二度行われ、当初はディランのみでしたが後にミュージシャンをかき集め、アルバムの半分に及ぶ曲をレコーディングし直して発売にこぎつけた。ディランの第二次ピークに生まれた歌の数々はいずれも質の高いもので、このアルバムは彼の最高傑作のひとつに数えられており。全米最高1位を記録する大ヒットとなった。
今回、モービル・フィデリティ社の究極のアナログ盤規格「ULTRADISC ONE-STEP」× 新たに開発されたアナログ盤素材「MoFi Super Vinyl」による、ハイ・クオリティなサウンドで復刻される。
当企画のポイントであるMobile Fidelityのウルトラディスク・ワンステップ(UD1S)は、ラッカー盤から製作された最初のスタンパーでプレスを行うため生産数が限定されてしまい、希少盤としても価値が高く、大きな特徴はノイズを軽減し、音のディティールをより細かく再現するというもの。仕様は、45rpm、180gのアナログ2枚組となりますが、当企画は雑音を抑えレコード盤の溝を鮮明にする新素材のSuper Vinylを採用。ディランのピーク時に制作され、全米チャート1位を記録した70年代を代表する名盤中の名盤『血の轍』が究極のサウンドで蘇ります。限定ナンバリングを施した国内盤豪華BOXはアナログ・ディスク2枚を収めた輸入盤仕様となり、日本版には書下ろし解説・仕様の翻訳・歌詞・対訳を付属する。
◆「ULTRADISC ONE-STEP」(UD1S)シリーズ
独自のテクノロジーとマスタリング技術、そして贅沢な時間を駆使し、マスター・テープのデータを限界まで引き出したハイ・クオリティな復刻盤により世界中のオーディオファンから高い評価を得ているモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社より、究極のアナログ盤規格「ULTRADISCONE-STEP」(UD1S)シリーズが登場。標準的なアナログ盤の生産工程である、ラッカー盤から完成品までの「スリー・ステップ・プロセス」から2工程を省き、あくまで音質を重視した「ワン・ステップ・プロセス」を実現。生産工程で発生するノイズを最小限に抑え、音のディテールの再現性とダイナミクスを大幅に向上させている。「音楽は可能な限り原音に忠実に再現されなければならない。」という、モービル・フィデリティ社設立以来の基本ポリシーを文字通り実現した、究極のアナログ盤規格である。
◆「MoFi SuperVinyl」
MoFi SuperVinylは、アメリカ・カリフォルニア州のNEOTECH社とRTI社の共同開発により新たに生み出された独自のアナログ盤素材。新たに開発されたカーボンレス染料(半透明)により、オリジナルのラッカー盤と区別がつかない、より精密な溝の製造を可能にし、マスタリング・スタジオのサウンドに限りなく近い音質を再現する。
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