スローライフミュージック~Slow Life Music~
SSW、JAZZY、FOLKY SOUL、ORGANIC、CHILL、SURFなどなどのキーワードをもとに何年経っても色あせない名盤をピックアップ。
SINGER SONGWRITERS
山下達郎『ビッグ・ウェイブ』
オリジナルとビーチ・ボーイズのカヴァーで構成された珠玉の名盤。
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Todd Rundgren『ラント』
初期のトッドはピアノを奏でながらオーガニックなメロディーメイカーとしても活躍。〈ポップ〉の本質がここに
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オフコース『僕の贈りもの』
小田和正の歌声は極上の天然素材。なかでも今作に収録された“水曜日の午後”からは、穏やかな元気をもらえるはず。
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B.J. Thomas『B.J.トーマス グレイト・ヒッツ~雨にぬれても』
バート・バカラック作の名曲“Raindrops Keep Fallin' On My Head”(邦題:雨にぬれても)収録のベスト盤。古き良きアメリカン・ポップスが満載です。
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JAZZY
A Tribe Called Quest『ミッドナイト・マローダーズ』
レア・グルーヴ・ネタを繋ぎ合わせた緻密で実験的なサウンドは、〈サンプリング・アート〉と呼ぶに相応しい仕上がり。
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The Pharcyde『Labcabincalifornia』
ジェイ・ディーによる斬新なプロダクションと、キャラの立った4人が織り成すMCがとにかく最高。
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HIROSHI 2 HIROSHI『HIROSHI II HIROSHI VOL.1』
永井博によるジャケまんまのサウンドがたまらなく気持ち良い。ボリス・ガーディナー使いの冒頭曲“H2O”からヤラれること間違いナシ。
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Steely Dan『キャント・バイ・ア・スリル』
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーを中心に結成された彼らの記念すべきデビュー作。緊張感漂うジャズ~フュージョン的なグルーヴを軸にしたサウンドは、いま聴いても新鮮。
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FOLKY SOUL
Little Beaver『パーティ・ダウン』
粘っこいファンクネスがブルージーなムードを織り成す名作。
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The Isley Brothers『ブラザー・ブラザー・ブラザー』
アイズレーズが残したフォーキーな一枚。アヴェレージ・ホワイト・バンドで知られる“Work To Do”も収録。
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Bobby Womack『ルッキン・フォー・ア・ラヴ・アゲイン』
(イイ意味で)無骨なソウルマンの74年作。トレードマークの激ソウルフルな歌声とカントリーやブルースの要素を交えたサウンドが、いなたい南部の男を象徴するかのよう。哀愁を纏ったスロウには感涙
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Booker T. Jones『エヴァーグリーン』
ハモンド・オルガン奏者/プロデューサーのブッカー・T・ジョーンズが1974年にリリースした名盤。ハナレグミがカヴァーした「ジャマイカ・ソング」を筆頭に、アーシーで心癒されるシンガー・ソングライター的な楽曲はそろう。
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CHILL OUT
Rei Harakami『lust』
矢野顕子や原田郁子とのコラボでも知られた電子音楽家の代表作。10分に及ぶ叙情的なアンビエント“joy”で空間を穏やかに染め上げ、細野晴臣のカヴァー“ owarino kisetsu”では本人の繊細なヴォーカルも聴かせる。
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Brian Eno『アンビエント1/ミュージック・フォー・エアポーツ』
環境音楽専門レーベルとして1979年設立したアンビエントからの第1弾アルバム。アンビエント(内包した)・ミュージックというキーワードのもと、「空港の空気を浄化するために音楽を流してはどうか」という思いつきから生まれた作品。
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DJ YOGURT & KOYAS『チル・アウト』
THE KLFによる不朽の名作『CHILL OUT』世界初のトリビュート・アルバム。アンビエント・ミュージックの復興を宣言し、不朽のジャンルへと軌道修正を果たした名作『CHILL OUT』の10周年を記念して制作された1枚。
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Jose Padilla『Navigator: 15th Anniversary Edition』
90年代世界中で大ヒットを記録したチル・アウト/リラクゼーション・コンピ・シリーズ『カフェ・デル・マー』の仕掛け人であり、イビザの伝説的DJでもあるホセ・パディーヤ。彼が2001年にリリースしたセカンド・アルバム『ナヴィゲーター』がその発売15周年を記念してCD2枚組のアニヴァーサリー・エディション。ホセ・パディーヤが届けるリラクゼーション・サウンド。何年たっても彼の癒しのサウンドは人々の心に響く。
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SURF/ORGANIC
The Beach Boys『グレイテスト・ヒッツ』
デビュー50周年を記念したベスト・アルバム。シングル「ゴッド・メイド・ザ・ラジオ~神の創りしラジオ」はじめ、代表曲を収録。「KOKOMO」聴いている間だけ、時間の流れがゆっくりになったような常夏気分にさせてくれます。
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Jack Johnson『ザ・エッセンシャルズ』
音楽、サーフィン、ネイチャーをミックスしたひとつのカルチャーを創り上げたジャック・ジョンソン。2018年のフジロックへの出演を記念して、これまでもファンから非常に要望の高かったベスト・アルバムのリリースが日本独自企画として遂に実現!ジャックのこれまでの軌跡がここにひとつに纏まる!
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Donavon Frankenreiter『Donavon Frankenreiter』
ドノヴァン・フランケンレイターのメジャー・デビュー・アルバム!J.ジョンソンの設立したブラッシュファイアー・レコーズからリリースされた本作は、自由を愛し、ただただシンプルさを追求する彼ならではのアロハ/サーフ系アコースティック・サウンドで、なんとも心地良い仕上がり。
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Tristan Prettyman『トゥエンティスリー』
ギターとサーフィンをこよなく愛する才女=トリスタン・プリティマンのデビュー・アルバム。ジェイソン・ムラーズがデュエット曲に参加し、またリード・トラック「ラヴ・ラヴ・ラヴ」ではGラヴがハーモニカ、リー・アレキサンダー(ノラ・ジョーンズのベーシスト。曲も共作したりエイモス・リーのプロデュースも手掛ける)がベースで参加した豪華作品にして、色あせない名盤。
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Colbie Caillat『Coco : Deluxe Edition (Intl Ver.)』
サーフィンのメッカ、米カリフォルニア、マリブ・ビーチ出身で、魔法のような言葉と太陽の様に明るいナチュラル・スマイルで世界中を魅了するシンガー・ソングライター、コルビー・キャレイが2007年に発表したデビュー・アルバム。
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番外編:タワレコ選曲コンピ
Various Artists『Good Melody,Good Life!』
1980年代のソニーミュージック音源を中心に、スタンダードな名曲から隠れた名曲まで幅広く選曲したコンピレーション・アルバム。日々の生活にちょっぴり彩りを加える、飽きの来ないサウンドが堪能できる味わい深い内容。
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Various Artists『SUNSHINE BREEZE 80'S BEST HITS』
世代を超えて愛される80's洋楽の名曲をこの一枚に。ジャーニー、スターシップ、K・ロギンス、ホール&オーツなど80's洋楽ヒットを網羅
タワーレコード/そごう・西武百貨店共同企画。ソニー・ミュージックの豊富な80's洋楽カタログの中からタワーレコードがセレクトした珠玉の80'sヒットを×19曲・78分収録。通勤に、ドライブのお供に、たっぷりお楽しみいただけます。ジャケットは山下達郎のアルバム『FOR YOU』や、FM STATIONの表紙でお馴染の人気イラストレーター・鈴木英人氏。
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Various Artists『メロウ・グルーヴ』
タワレコ選曲コンピ!在庫限り。
1970~1980年代のかぐわしき定番チューンからライト・メロウ系注目曲まで網羅したコンピレーション・アルバム。シティ・ポップ~ライト・メロウ系リスナーから、DJ世代のメロウ系レア・グルーブ、メロウ・ソウルファンまで納得の楽曲を収録。
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Various Artists『URBAN SOUND CRUISE ~BRAZILIAN BREEZE~』
タワレコ・スタッフがセレクトしたブラジリアン・フュージョン・コンピ決定盤。レーベルの垣根を超えた珠玉の名曲たちが1枚に凝縮!ブラジリアン・フュージョン最重要曲、ジョージ・デュークの「Brazilian Love Affair」、デオダートの「Skyscrapers」を始めとして、フリーソウル・ファンにもお馴染みの「Skin Do Le Le」まで多彩な選曲は全音楽ファン必携!
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Various Artists 『URBAN SOUND CRUISE MAIN STREAM』
ラリー・カールトン、リー・リトナーらの人気チューン、ホルヘ・ダルト、コイノニアらのラテン・フュージョン・チューン、そして何と“神様”ジェフ・ベックのファンキー・フュージョン・チューンまで1枚に収録。これでお値段何と2,100円也!
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掲載: 2019年07月10日 16:00