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Bad Omens(バッド・オーメンズ)セカンド・アルバム『Finding God Before God Finds Me』をリリース

2015年12月に名門Sumerian Recordsと契約を交わし、2016年に自らのバンド名をタイトルに冠した作品『BAD OMENS』でデビューを果たし、そのダイナミズム溢れるヘヴィネスと、浮遊感を感じさせるエレクトロ・パート、心を震わせる圧巻のメロディと強靭なる咆哮、メタルコアのうねりを現代に蘇らせたサウンドスタイルと、激しいライヴ・パフォーマンスで一気にシーンの注目を集めていった、カリフォルニア出身のバッド・オーメンズ

時に激しく、時に内に秘めた感情を迸らせながら痛みを吐き出し、時に火を噴くような怒りをまき散らすそのスタイルは、全ての「ヘヴィネス」を包括しながらも現代的なアプローチを見せ、新旧のメタル・ファンの心を鷲掴みにしている。2016年のデビュー作は全米ヒートシーカー・チャートで9位を獲得、その後レーベル・メイトでもあるヴェイル・オブ・マヤやボーン・オブ・オシリス、アフター・ザ・べリアルらとのツアーの他、Sumerian Records主宰のツアーにアスキング・アレクサンドリアと共に参戦するなど勢力的なツアーを続け、2017年にはWarped Tourへも参加、新たなるヘヴィネスを世界中のメタル・ファンへ叩きつけていった。ここ日本にも2018年5月に上陸し、その圧巻のパフォーマンスを見せつけてくれている。

そんな彼らが、デビュー作より約3年という時を経て、遂に待望のセカンド・アルバム『FINDING GOD BEFORE GOD FINDS ME』を完成させた! 前作発表後、約2年半にわたりツアーにつぐツアーを行なってきた彼ら。途中、2018年7月にベーシストのヴィンセント・リクイエルがツアー中の負傷によりバンドを脱退してしまうのだが、最近の若手USバンドのようにラインナップを変えることなく、それまでギターを弾いていたニコラス・ルフィロがベースを担当し、現在は4人編成で活動を続けている。

絶え間ないツアーを経て、より強靭さと壮大な世界観に磨きをかけていったバッド・オーメンズが放つこのセカンド・アルバムには、2018年に発表したシングル「Careful What You Wish For」と「The Hell I Overcame」に加え、アルバム発売の情報とともに公開された最新楽曲「Burning Out」を含む、全10曲が収録されている。彼らが持つ「静」と「動」の組み合わせが生み出す壮大なうねりとともに聴く者を飲み込んでいく「Careful What You Wish For」、アグレッシヴさに満ちた圧巻のヘヴィ・トラック「The Hell I Overcame」と、昨年発表したシングルで、デビュー作にあった彼らの要素をさらに研ぎ澄ましたサウンドをシーンに提示してくれた彼らだが、最新曲「Buring Out」では、空間を埋め尽くすエレクトロなシークエンスから極上のメロディ・ラインへと展開し、より高みへと登って行くコーラス・パートへ続いていく、起伏に富んだ素晴らしいサウンドを聴かせてくれている。

ノア・セバスチャンというカリスマ性を持つフロントマンを中心に、ジョアキム・カールソン(g)、ニコラス・ルフィロ(b)、ニック・フォリオ(dr)という布陣で、新たなメタルコア・ムーヴメントの旗手としてシーンを牽引していく存在となるであろうこのバッド・オーメンズ。この最新作が、彼らの名をより世界に広めていくことになる重要作になることは、間違いないだろう。

 

【収録曲】
01. Kingdom of Cards
02. Running in Circles
03. Careful What You Wish For
04. The Hell I Overcame
05. Dethrone
06. Blood
07. Mercy
08. Said & Done
09. Burning Out
10. If I'm There

Bad Omens(バッド・オーメンズ)

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年08月01日 09:08