Nao Yoshioka、タワーレコード限定7インチレコード『Celebrate/Lost』と『Undeniable』のLPを同時発売
『Celebrate/Lost<タワーレコード限定>
米国を拠点に、San Jose Jazz Summer Festにも出演し称賛の声を集めるなど活躍するシンガー・Nao Yoshioka。彼女が2019年リリースした最新作『Undeniable』から“Celebrate”と“Lost”の2曲を収めた数量限定の7inchアナログレコードがタワーレコード限定で発売される。
グラミー賞やエミー賞などを獲得している世界の第一線で活躍するプロデューサー陣が多数参加し制作された『Undeniable』。US R&Bシーンのメインストリームに本格的に挑む世界基準の作品と形容される本作は、リリース後日本はもちろん、現在拠点としているアメリカでも反響を得ている。その『Undeniable』から今回の7inchアナログ盤に収録された2曲のうちA面に収録されたのが“Celebrate”。今回収録されるのはCDに収録されたものとは異なり、D’Angelo『Black Messiah』を手がけたグラミー受賞エンジニアのBen Kaneによる、テープ(Studer)を駆使した70s Soulのヴァイブスも感じさせる限定ミックス版となっている。そしてB面には若手の注目株・Devin Morrisonとタッグを組んだ“Lost”を収録。パーカッシヴなビートとブレスレスでたたみかける歌唱で新境地を開くアグレッシブなフロア・チューン。アナログレコードならではの音像と、本作限定のミックスの違いも含めて楽しんでもらいたい。
『Undeniable』LP
2018年に米国へ拠点を移し、BillboardチャートUrban Adult Contemporary部門で32位、米国大手音楽誌Rolling Stoneから高評価を得るなど日本人ソウルシンガーとして異例の活躍を見せるNao Yoshioka。彼女が前作から約3年を経て4thアルバム『Undeniable』を完成。この度、LPがリリースとなる。
『Undeniable』の制作にあたりNao Yoshiokaが見つめたのは、自身の魂の底にうごめく「衝動」。彼女にとって常に自身が求める未来を提示する地図のような存在だと語る「衝動」に従って、バンドサウンドのエネルギーと温かみとソリッドで先進性のあるトラックの高次元での融合を目指した。“I Love When”を手がけたMusicman Tyなど前作の制作メンバーに加え、インディソウル界のキングEric Roberson、LedisiやMaysaを手がけるLorenzo Johnson、Chris Dave & The Drumhedzのキーボーディストを務めていたDaniel Crawford、ア・タッチ・オブ・ジャズ出身でNe-YoやUsherなどを手がけるグラミー受賞プロデューサーVidal Davisなど豪華な名前が並ぶ豪華制作陣により制作されたトラックをフィラデルフィアの伝説のスタジオThe Studioにてフルバンドで録り直して再構築。
スタジオワークは前作で交流を深めたKhari Mateen(Jill ScottやThe Rootsに関与)が指揮をとるなど、抜群のサウンドクオリティとなった。甘美なトラックがアーバンな雰囲気を醸し出す“Got Me”、Eric Robersonが制作を手がけ、巨匠Larry Goldのストリングスアレンジが施された“Liberation”、熱量を強く感じるファンキーなナンバー“All in Me”など、「衝動」に従い作られた楽曲たちにNao Yoshiokaが磨き上げてきた歌声が加わり一層その個性を光らせている。世界のトップクラスへと挑むNao Yoshiokaの沸き起こる衝動が詰まったアグレッシヴにして繊細なワールドクラスの1枚が完成した。
【『Undeniable』LP収録曲】
A SIDE
01. Got Me
アトモスフェリックなムードに包み込まれながら歌うMusicman Tyとの再タッグとなる1曲
02. Boundaries
シンプルかつエモーショナルなヴォーカルでAlicia Keysに迫る勢いのミディアム・ナンバー
03. Liberation
Larry Goldのストリングスがフィリーのムードに染め上げるEric Roberson作詞・アレンジのカッティング・エッジなネオ・ソウル
04. About U feat. Eric Roberson
今後注目必至のDevin Morrisonが手掛け、デュエット・パートナーにはEric Robersonが参加する豪華なメロウなスロウ・ジャム
05. Loyalty
LAを拠点としKINGとの共演歴もあるDevin Morrisonによるリズミックなビートが爽快感溢れるアーバン・ソウル
B SIDE
01. All in Me
パーカッシヴなビートとブレスレスでたたみかける歌唱で新境地を開くアグレッシヴなアップ
02. Invest in Me feat. Carolyn Malachi
女声ラップをフィーチャーした、Erykah Baduの世界に通じるEric Roberson制作のミニマルなビートのファンク
03. Up and Away feat. Chris Turner
Chris Turnerと交歓し合うように歌うLorenzo Johnson制作のムーディーなスロウ
04. Love Me
ノスタルジックなムードを演出するKilliam Shakespeareのバンド力の高さとNaoのセクシーなヴォーカルが際立つスロウなラヴ・ソング