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完全無敵のポップ・デュオ、Sparks(スパークス)、通算16作目となるアルバムの25周年記念豪華版

Sparks(スパークス)

デビューから(ほぼ)半世紀。世界各地でカルト的人気を集める、完全無敵のポップ・デュオ、スパークス。ロンとラッセルのメイル兄弟からなるこのデュオは、1971年のアルバム・デビュー以来、グラムからパワー・ポップ、エレクトロにダンス・ポップ、さらにはチェンバー・ポップまで、時代時代のポップ・ミュージックを己の中に取り込みながら、一貫してスパークスだと分かるような音世界を創り上げている。

2017年には通算23枚目のスタジオ・アルバムとなる『HIPPOPOTAMUS』をリリースし、2017年の来日公演、2018年のサマーソニック’18のミッドナイト・ソニック&単独公演などここ日本でも頻繁にライヴを行っている彼らは、言わずもがな今も現役バリバリに活動しており、今年の7月には”ニュー・アルバムにとりかかっている”とツイッターでコメントしている。

その彼らにとって、通算16作目のスタジオ・アルバムとして1994年にリリースされたのが『GRATUITOUS SAX & SENSELESS VIOLINS(邦題:官能の饗宴)』。2019年発売25周年を迎えるそのアルバムが、CD3枚組のデラックス・エディションとして復活する!

CD1に収録されるのは、オリジナル・アルバムの最新2019年リマスター音源。そしてCD2 には、シングルのB面曲にリミックス(その中にはヴィンス・クラークやバーナード・バトラーが手掛けたものも!)、さらにはライヴ音源などを収録。さらにCD3には、ロン&ラッセル兄弟がプロデュースを手掛けた、スパークスのバンドのメンバーでもあり、後に女優に転身するChristi Haydonがヴォーカリストを務める『Christi Haydon EP』からの未発表曲、また12曲の未発表デモ音源などが収録されている。未発表デモ音源の中には、ロンがヴォーカルを担当している楽曲もあるそうで、まさにファン垂涎の内容であろう。勿論、デラックス・エディションのキュレーションを手掛けたのは、ロンとラッセルのメイル兄弟だ。ブックレットにも兄弟によるライナー・ノーツが掲載される予定だ。

リリースされた当時、NMEが”彼らの最高の瞬間の一つ”、Qマガジンが”勝利”、Melody Makerが”珠玉の宝石箱”と高く評価した『GRATUITOUS SAX & SENSELESS VIOLINS(邦題:官能の饗宴)』。ファン人気の高い「When Do I Get To Sing “My Way”」や「(When I Kiss You) I Hear Charlie Parker Playing」などのヒット曲を収録した本作の真価を伝えるデラックス・エディションの登場だ!

 

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タグ : リイシュー リマスター ロック復刻&発掘

掲載: 2019年10月31日 16:10