耽美なUKロック最高峰、Pale Saints(ペイル・セインツ)、デビュー作30周年記念盤が〈4AD〉よりリリース
1987年にIan Masters(Bass/Vocal)、Chris Cooper(Drum)、Graeme Naysmith(Guitar)の3名によって結成された、UKシューゲイザー/ドリーム・ポップの伝説的バンド、Pale Saintsが1990年にリリースしたデビュー・アルバム『The Comforts of Madness』の30周年記念盤が〈4AD〉よりリリース!
英国インディー界の新たな波を牽引する存在として、デビュー時からLushやRide、Slowdiveなどのシューゲイザー・バンドとも比較される一方で、90年代USオルタナ/グランジの要素も取り入れた唯一無二の耽美なサウンドは発売から30年経った現在でも色褪せる事のない作品として語り継がれている。
また、米Pitchforkは同アルバムを【Best Shoegaze Albums of All Time】に選出した上で、「サウンドのボリュームが上がり、リズムが激しくなるとき、そこには例えようのない切迫感と緊張感がある。そのエネルギーはこれを重要作品として位置付けているだけでなく、バンドの独創性やその柔軟性をより際立ったものに変化させる彼らの能力を主張している」と評価。
今回新たにリマスターが施された30周年記念盤の2CD/2LPにはIan Masters監修のもと、当時Woodhouseスタジオで録音された未発表のアルバム・デモ音源と、バンドにとって唯一のJohn Peelセッション音源(1989年7月23日にロンドンのMaida Valeで録音)の計15曲をディスク2に収録。
通常盤LPはオリジナル盤が忠実に復刻され、限定盤2CD/2LPのアートワークはPixiesやHis Name Is Aliveも手掛けるTimothy O'Donnellによって再加工されている。
限定盤2CDは紙ジャケット仕様、限定盤2LPはゲートフォールドのクリア・ヴァイナル仕様でのリリースとなる。
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掲載: 2019年11月21日 16:33