Hollywood Undead(ハリウッド・アンデッド)、約2年振りの新作『New Empire Vol.1』
「このアルバムは、ハリウッド・アンデッドというサウンドを新たにしようという俺たちの挑戦を記した作品だ。このアルバムだけの新たなサウンドではなく、バンドそのものにとっての新たなサウンドをね。頭から俺たちが目標としていたのは、今までの俺たちのアルバムよりも際立ったアルバムにしつつ、今まで俺たちが演ってきたものと違和感なくフィットするようなアルバムにしよう、ということだった。過去のサウンドをベースに、新たなサウンドを構築していく、それがこのNEW EMPIREなのさ」 ─ Johnny 3 Tears (vo, b)
2005年にハリウッドで結成し、2008年にアルバム『SWAN SONGS』で衝撃的なデビューを果たして以降、「EMINEM meets LIMP BIZKIT」とも評される破壊力に満ちたオルタナティヴ・ラウド・サウンドと起爆性に富んだヒップホップ・メタル・サウンドで全米、そして全世界に大きな傷跡を残し続けるラウド・アクト、ハリウッド・アンデッド。変幻自在なサウンドと強烈な印象を残すそのヴィジュアルで、確固たる存在感とともに2000年代後半のラウド・ミュージック・シーンを引っ掻き回した奴らが、前作より約3年振りとなる、通算6作目となる最新作、『NEW EMPIRE VOL. 1』を完成させた!
前作でよりヘヴィな方向性を提示した彼らだが、今作でもそのヘヴィ路線をより際立たせながら、今までのハリウッド・アンデッドが持つ様々なスタイルをベースにした最高にヘヴィで最高にハードな音像を構築している。今作のプロデュースを担当するのは、スリーピング・ウィズ・サイレンズやアスキング・アレクサンドリアといったアーティストたちを手掛け、フロム・ファースト・トゥ・ラストのギタリストとしても活動するマット・グッド。彼らの鋭角的なサウンド・スタイルと、モダン・ラウドを体現するマットの手法が高次元で化学反応を起こしながら生まれたのが、全9曲のハイ・エナジーな楽曲ばかりがひしめき合うこの『NEW EMPIRE VOL. 1』なのだ。
2018年10月に、アルバム情報に先駆けて公開された新曲「Already Dead」では、エレクトロでダークなヘヴィ・サウンドとラップが絡み合いながら極上のコーラス・パートへと展開する、今までにないダイナミズムを伴ったハリウッド・アンデッド・サウンドが鳴り響いており、すでに140万回の再生数をたたき出している。また、アルバムの情報と共に公開された、アルバムのオープニング・トラックとなる「Time Bomb」では、今までのハリウッド・アンデッド的なミクスチャー・サウンドをより激しく推し進めたエナジー満タンのアッパー・ラウドなスタイルをかき鳴らしており、ハリウッド・アンデッド・ファンはもちろんのこと、新旧ラウド・ミュージック・オーディエンスからも熱い視線を受けている。
アルバム発売直後となる2019年2月16日から、彼らはパパ・ローチとともにダブル・ヘッドライナー・ツアーとしてヨーロッパをサーキットすることが決定している。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2020年01月21日 17:23