Gus Levy(グス・レヴィ)|待望のデビュー作『MAGIA MAGIA』
フーベル、アナ・フランゴ・エレトリコに続く注目の才能 グス・レヴィ 待望のデビュー作! ジョルジ・ベンに薫陶を受けたコナン・モカシンとでも呼びたい、力強さとゆるさのバランスがなんとも絶妙な桃源郷サイケポップ作品!
フーベル、アナ・フランゴ・エレトリコと注目のアーティストが続々と現れるブラジル、リオデジャネイロの音楽シーン。そのなかで着実に注目を集めるのがこのグス・レヴィだ。フーベルの大ヒット・アルバム『カーザス』でギターを弾いていた人物で、デビュー作となるこの『マジア・マジア』では、ジョルジ・ベンに薫陶を受けたコナン・モカシンとでも呼ぶべきか、力強さとゆるさのバランスがなんとも絶妙なサイケポップを披露。レイドバックした雰囲気に注意をひかれがちだが、ファズから空間系エフェクターまでを駆使した巧みなツインギターや、先述のアナ・フランゴ・エレトリコも名を連ねるポップな女性コーラス隊、マリーザ・モンチも支えるベテラン・ドラマーのマルセロ・コスタが叩き出すタイトなリズム、ダイナミズムを加える弦楽四重奏など、編曲も練りに練られていてアルバム・トータルでの完成度もすこぶる高い。
モレーノ・ヴェローゾやカシン、ドメニコ・ランセロッチといった「+2」の面々が新世代として登場してから約20年。彼らとはまた異なる新しい何かを感じさせるリリースが続出しているリオの音楽シーンだが、本作はその決定版となるかもしれない。
【収録曲】
1.No Vento Que For
2.Juliana
3.Voce Passa
4.Plantar a Flor no Inferno
5.Sua Forca
6.Magia Magia
7.Meu Gosto
8.Nosso Amor
9.Mudanca
10.Um Misterio
11.Devagar
Gus Levy - vocal, guitar, keyboard
Marcelo Costa - drums, percussion
Pedro Dantas - bass
Joao Werneck - guitar
Ana Frango Elétrico, Raquel Dimantas - Chorus
Quarteto cAis - String Quartet
Rudah Guedes - Arrange of strings
Produced by Gus levy
Assistant of production by Joao Werneck
Recorded in Estúdio Carolina by Kayan Guter
Mixed by Angelo Wolf
Masterised by Ricardo Garcia
Cover Art by Fernanda Varella