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Burning Witches(バーニング・ウィッチーズ)|ニュー・シンガーを迎えサード・アルバム『Dance With The Devil』をリリース

Burning Witches(バーニング・ウィッチーズ)サード・アルバム『Dance With The Devil』

2015年にスイスで結成されたバーニング・ウィッチーズ。ATLAS & AXISのメンバーだったロマーナ(ギター)を中心に、セレイナ(ヴォーカル)、アリア(ギター)、ジェイ(ベース)、ララ(ドラム)というメンバーで結成されたバンドは、スイスの“Non Stop Music”レコードと契約し、シュミーアとV.O.パルヴァー(デストラクション、プロ・ペイン他)の共同プロデュースにより、アルバム『バーニング・ウィッチーズ』(2017年)でデビューを果たす。

ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンなど、オールド・スクールのヘヴィ・メタルをベースにしつつ、パワー・メタル的なアプローチを取り入れたこのアルバムがヨーロッパのメタル・ファンの間で注目を集めると、バンドは新たにドイツの“Nuclear Blast”レコードと契約。アリアに代わって、ソニア(ギター)迎えたバンドは、2ndアルバムの『ヘクセンハンマー』(2018年)を発表する。

強靭なスピード・チューンから重厚なミドル・テンポ、バラードまで、パワフルな楽曲を並べたこの作品で、バンドが大きくスケール・アップしたことを示すと、2019年に1月からヨーロッパ・ツアーを実施。しかし、5月にセレイナがパーソナルな問題で脱退したため、2019年6月7日に開催された “Sweden Rock Festival”にはオランダのシンフォニック・パワー・メタル・バンドのSHADOWRISEのローラ(ヴォーカル)が参加。そのまま彼女が正式メンバーとなると、バンドは新体制でアルバム制作を開始し、完成したのがこの3rdアルバム『ダンス・ウィズ・ザ・デヴィル』である。

アップ・テンポの曲と重厚なミドル・テンポのナンバーをバランス良く収録したこの作品は、これまで以上にヴォーカル・メロディやギターの旋律がメロディアスになっており、バンドが大きく進化したことを示している。凝ったギター・パートなど、緻密なアレンジを施されているのもポイントで、新加入のローラの表現力豊かな歌唱も魅力。ドラマティックな楽曲は驚くほどの完成度を誇っており、まさにヘヴィ・メタルの醍醐味を満載した作品が完成したと言えるだろう。なお、「バトル・ヒム」には、 シンフォニー・エックスのマイケル・レポンドがベース、元マノウォーのロス・ザ・ボスがギター・ソロでゲスト参加している。

日本語解説書封入/歌詞対訳付き


【収録曲】
01. ジ・インカンテイション
02. ルシッド・ナイトメア
03. ダンス・ウィズ・ザ・デヴィル
04. ウィングス・オブ・スティール
05. シックス・フィート・アンダーグラウンド
06. ブラック・マジック
07. シー・オブ・ライズ
08. ザ・シスターズ・オブ・フェイト
09. ネクロノミコン
10. ザ・ファイナル・ファイト
11. スリーフォールド・リターン
12. バトル・ヒム (feat. ロス・ザ・ボス[元マノウォー] / マイケル・レポンド[シンフォニー・エックス])

【メンバー】
ローラ(ヴォーカル)
ロマーナ(ギター)
ソニア (ギター)
ジェイ(ベース)
ララ(ドラムス)

Burning Witches(バーニング・ウィッチーズ)

©Line Hammett

 

HARD ROCK/HEAVY METAL

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2020年04月17日 12:38