Chaka Khan(チャカ・カーン)|圧倒的ソウル・クイーンによる2019年地元シカゴ凱旋公演を収めたライヴ盤『HOMECOMING』
長いキャリアを誇りながら、現在もトップの座を譲ることなく圧巻の存在感を放つ、ソウル・クイーンの名を欲しいままにする愛すべき歌姫、チャカ・カーン。1973年にファンク・バンド、ルーファスのヴォーカリストとして活動、その後1978年にソロ・デビューを果たし、「アイム・エブリ・ウーマン」や「アイ・フィール・フォー・ユー」など、現在でもカヴァーされ続ける数々のナンバーでその地位を不動のものにしてきた彼女は、実に10度ものグラミー賞受賞を果たし、累計アルバム・セールスは7,000枚を超え、まさに「真のエンターテイナー」として語られるレジェンドだと言えるだろう。その圧倒的な声量とハイ・トーン・ヴォイスは、全音楽ファンを魅了するたとえようもないパワーとエネルギーに満ち溢れている。
2019年の秋、彼女は地元でもあるシカゴで、全米公共テレビ放送網PBSの収録のためのコンサートを開催した。『HOMECOMING』と名付けられたこのパフォーマンスは、12人編成のバンドを従え、ルーファス期からソロ期までを網羅するまさに「グレイテスト・ヒッツ」ともいえるセットリストを披露したものとなり、その場に集まった地元の熱狂的なファンのみならず、その後放送されたTV番組を通して全米でファンを魅了した、興奮の一夜となったのだ。
その彼女の地元凱旋公演ともいえるこのパフォーマンス『HOMECOMING』が、CDとしてここにリリースされることになった。デジタルではすでに今年3月にリリースされ、全米では同じく3月にCDとDVDという形態でリリースされていた作品が、ようやくインターナショナル・ヴァージョンとしてリリースされることとなるのだ。
圧倒的なチャカ・カーンの歌声と、それを完璧に支えるバック・バンドとコーラス…、めくるめく至上のソウル・ナイトをサウンドで封じ込めたこの作品には、ファンク・クラシック曲でもある「Tell Me Something Good」や「Do You Love What You Feel」、「I Feel For You」や彼女の代名詞ともいえるヒット曲「I'm Every Woman」などを含む全13曲が収録されている。
チャカ・カーン、12年振りの新作『Hello Happiness』!圧巻のソウル・ヴォイスと最新鋭クラブ・サウンドが融合>>>>
タグ : ソウル/R&B
掲載: 2020年06月05日 16:09