Software(ソフトウェア)|ドイツのアンビエント/電子音楽デュオが88年に発表した5枚目のアルバム『Digital-Dance』がCDで再発
クラウス・シュルツェが主宰する〈Innovative Communication〉から1988年に発表されたドイツのアンビエント/電子音楽デュオであるソフトウェア、5thアルバム「DIGITAL-DANCE」。VAPORWAVEシーンではEsprit 空想として知られるGeorge Clantonが運営するレーベル〈100% Electronica〉からLP、カセット、デジタルのみで2017年に再発された本作品が、多数の要望に答えてCDでもリイシュー。
FM音源やPCM音源のプリセット音を使ったある種イージーにも思えるサウンドを、コズミック界隈にもつながるスクリュー的なスロウBPMで響かせる。
ヴェイパー的視点で一気に再評価されることになったのはご存知の通り。DU BOOKSより2019年末に刊行された世界初のVAPORWAVEのディスクガイド「新蒸気波要点ガイド」でも、プロト・ヴェイパーウェイヴの代表作品として大きくピックアップされていた。
ジャーマンロックとイタロ・コズミックとヴェイパーウェイヴ。70年代から10年代という縦軸を貫く電子メディテーティヴのマスターピース。
・輸入盤国内仕様CD:国内盤日本語解説 柴崎祐二
【収録曲】
1. Oceans-Breath
2. Magnificent-Shore
3. Waving-Voices
4. Island-Sunrise
5. Magic-Beach
6. Sea-Gulls-Audience
7. Digital-Dance
8. Magicians-Song
9. Percussion-Island
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2020年07月01日 18:20