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Neil Young(ニール・ヤング)|ライヴ・ストリーミングで配信された楽曲をフィーチャーしたEP『The Times』が登場

Neil Young(ニール・ヤング)『The Times』

ロック・シーンにおける孤高のレジェンド、ニール・ヤング。年を重ねても尚、否、一層果敢に、ますます精力的に作品を発表し続ける彼が、Amazon Music HDでリリースするEP『THE TIMES』が、CDでも発売されることとなった。

2020年6月に、ファンの間で最も謎に満ちた偉大なる”未発表アルバム”として語り継がれていた”幻の名盤“『HOMEGROWN』をリリースしたニール。今回発売となる『THE TIMES』 は、それに続く彼の今年2作目の作品であり、ライヴ・ストリーミングで配信してきた“Fireside Sessions”内の“Porch Episode”で演奏された楽曲をフィーチャーしたEPとなる。収録された楽曲は、彼が世に放ってきたロック史における重要プロテスト・ソングである「Ohio」や「Alabama」、「Southern Man」、そして「Campaigner」を中心に、2006年発表のアルバム『LIVING WITH WAR』に収録されていた「Looking For A Leader」の歌詞を今の時代に合わせてアップデートした「Looking For A Leader 2020」、『HOMEGROWN』に収録されていた「Little Wing」などが含まれ、さらにボブ・ディランの「The Times They Are A-Chagin' (時代は変わる)」のカヴァーも演奏されている。

本EPの元になった“Fireside Sessions”は、2020年に入ってからニール・ヤングがパートナーであるダリル・ハンナと共に制作してきたストリーミング・コンテンツである。自宅のポーチでアコースティック・ギター一本で弾き語る彼の姿を間近で捉えたこのセッションは、意外性のあるセット・リストとともにファンからの注目を集め、ローリング・ストーン誌からも”これまでの中で最高のライヴ・ストリーミング・パフォーマンス“と絶賛されているそう。そこから生まれた本作に収録されている楽曲を見れば、何故彼がこの作品を『THE TIMES』と名付けたのか、そして新型コロナウイルスの感染拡大と新しい生活様式、Black Lives Matter運動、そして秋の大統領選など、時代の大きな動きや変化に見舞われている2020年の米国で、これらの曲の一つ一つが、いかに鋭くまた深いメッセージを持っているのかが伝わってくるだろう。語りつくせぬ熱い思いを、溢れ出るクリエイティヴィティでサウンドに昇華していくニール・ヤングが、2020年のこの時代だからこそ、伝えたい歌の数々。その想いが本作『THE TIMES』には込められているのだ。


・輸入盤CD


【収録曲】
01. Alabama
02. Campaigner
03. Ohio
04. The Times They Are A-Changin'
05. Lookin' for a Leader – 2020
06. Southern Man
07. Little Wing

 

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掲載: 2020年09月11日 16:30