Kehlani(ケラーニ)|約3年振りのニュー・アルバム『It Was Good Until It Wasn't』
全身タトゥーのビジュアルに代表される強烈な個性、それと相反するクールなヴォーカルとキュートな美貌というアンヴィバレントな魅力を合わせ持つ、新時代のR&Bディーヴァとして注目を集める、ケラーニ。メジャーデビュー前にグラミー賞ノミネートを果たした彼女が2017年にリリースしたデビュー・アルバム『SWEETSEXYSAVAGE』に続くフル・アルバム『It Was Good Until It Wasn't』が遂にCDでもリリース!
2020年5月8日に配信先行でリリースされた約3年振りとなるアルバム『It Was Good Until It Wasn't』。米ビルボード200アルバム・チャートで初登場2位、同TOP R&B/HIPHOPアルバムチャートでも2位を獲得した本作はケラーニにとって2作連続の全米TOP5アルバムとなる。2020年に入り、ジャスティン・ビーバーの「Get Me」にゲスト参加したり、ミーガン・ジー・スタリオンの「Suga」にフィーチャリング・アーティストとして登場していた彼女は、3月、アルバムからの先行シングルとなる「Toxic」を発表。全世界で1500万回以上の再生回数を記録する大ヒットに。続けてリリースされた「Everybody Business」もミュージック・ビデオが420万回以上の再生回数を突破。また3rdシングルとなる「F&MU」のミュージック・ビデオも現在まで400万回以上の再生数を記録している。
輸入盤CD
輸入盤LP
スローなビートとジャジーなサウンドが印象的な本作には、ジェネイ・アイコ、ラッキー・ダイエ、ジェイムス・ブレイクがフィーチャリング・アーティストとして参加している。配信でリリースされた時点ですでにアルバムは、“ケラーニ現時点での最高傑作”(CLASH)や“R&Bスロー・ジャムを21世紀風の蘇らせた”(THE GUARDIAN)など、高い評価を集めている。アルバムの制作、リリースのタイミングがコロナウイルスの感染拡大が猛威を振るっていた時期ということもあり、アルバムのアートワークやミュージック・ビデオは”自粛生活中“ならではのDIY感満載の作品となっている。アルバムのアートワークは、庭の水やり中の彼女が塀越しに外をのぞき込むポートレートを使用しており、またミュージック・ビデオはケラーニ本人が撮影、編集を手掛けたものとなっているなど、外での活動が制限されていた分、彼女自身のクリエイティヴィティにより焦点が当たっているといえるだろう。
Tracklisting: 01. Toxic 02. Can I (Ft. Tory Lanez) 03. Bad News 04. Real Hot Girl Skit 05. Water 06. Change Your Life (Ft. Jhene Aiko) 07. Belong To The Streets Skit 08. Everybody Business 09. Hate The Club (Ft. Masego) 10. Serial Lover 11. F&MU 12. Can You Blame Me (Ft. Lucky Daye) 13. Grieving (Ft. James Blake) 14. Open (Passionate) 15. Lexii's Outro
掲載: 2020年11月30日 13:13