中居正広主演|松本清張原作のドラマ『砂の器』Blu-ray&DVD BOX
中居正広主演!
日本中を震撼させた松本清張原作・不朽の名作!
松本清張の残した数多い傑作の中でも屈指の名作と言われる「砂の器」(発表1960~61年)は、過去にもテレビドラマ化、映画化されています。今回の「砂の器」は、主人公を和賀英良に置き換え、犯罪を起こしてしまった側の視点から、重い「宿命」を背負った男の悲しみを描く重層的な人間ドラマになります。また、和賀が真に愛する人も登場します。彼と生きることの悲しみを共有しながら、彼女は恋に落ち、彼に彼の心の深い闇を知るという、悲劇的なラブストーリーが展開します。
特典映像
・メイキング&インタビュー映像
・中居正広「宿命」ピアノ演奏シーン(未放映シーンを多数含む)
・「宿命」作曲千住明氏,ピアノ演奏羽田健太郎氏,指揮小松長生氏による対談
ストーリー
東京・蒲田の小さなバーに初老の男と若い男の二人連れが入ってきた。時刻は真夜中近く。カウンターにいた数人の客も店の者も、興味を示さなかった。記憶に残ったのは初老の男に東北なまりがあったことと、「カメダはかわりないですか?」という会話があったことくらい…。
バーを出た二人の男は、深夜の町はずれを、よりいっそう深い闇の中へと向かっていく。若い男が足もとの石をそっと拾いあげ、初老の男の頭にそれを振り下ろした。鬼のような形相だがとても美しい顔立ちの若い男。それは、当代きっての新進音楽家、和賀英良(中居正広)。殺された男、三木謙一(赤井英和)は、その和賀の過去を知る男だった。和賀は足早に現場を立ち去ろうと通りに出た途端、一人の女とぶつかる。焦った和賀は顔を背けて平静を装い、女に詫びて歩き出した。それが成瀬あさみ(松雪泰子)との初めての出会いだった。この女と再会することになるとは、その時は夢にも思わなかった。
数時間後の早朝、蒲田の操車場で、男の死体が発見された。身元は不明。捜査本部が置かれ、今西(渡辺謙)と吉村(永井大)がこの事件を担当する。彼らの地道な捜査でまもなくわかったのは、殺害されたと思われる初老の男と、30歳くらいの男が、近くのバーで飲んでいたことと「カメダ」という名前の人物について話していたことだった。
“宿命”に闘いを挑もうとする男・和賀英良
“運命”に翻弄される女・成瀬あさみ
“使命”に己れの思いを押し殺し、事件の核心に迫って行く刑事・今西修一郎
2004年バージョンの「砂の器」。様々な出来事が彼らを激しくつき動かしていく。その物語の奥に隠された人生の真実とは…?
キャスト
中居正広 松雪泰子 武田真治 京野ことみ 永井大 松岡俊介 岡田義徳
佐藤仁美 夏八木勲 市村正親 赤井英和 原田芳雄 渡辺謙
スタッフ
<原作>
松本清張 『砂の器』 (新潮文庫 刊)
<スタッフ>
潤色/橋本忍、山田洋次
脚本/龍居由佳里
音楽/千住明
プロデューサー/伊佐野英樹、瀬戸口克陽
演出/福澤克雄、金子文紀、山室大輔
<主題歌>
『やさしいキスをして』DREAMS COME TRUE
©TBS