cinema staff|ニューE.P.『白夜/極夜 E.P.』6月2日発売
2021年初となるスタジオ音源が到着!バンドの現在過去未来をつなぐキーとなる重要曲を収録した限定E.P.『白夜/極夜』6月2日発売!
1. 極夜
2. 白夜
3. NEW DAWN
4. stereo future [CDのみ収録]
EX TRACK
5. ANSWER(Song of REAL a.k.a. cinema staff) [CDのみ収録]
「極夜」
cinema staffの中で最も新しい曲であり、久々にとても暗いテーマで作らせてもらいました。
ここ数年は聴いた人にとっての希望になりたいと想い、積極的にポジティブな雰囲気の楽曲製作をしていたつもりですが、この状況では最早ムリヤリそうする気分にもなりませんでしたので、素直な気持ちのまま産まれたという感じです。心の叫びのようなものです。
「白夜」
前回「進撃の巨人」のED曲に採用された「Name of Love」の製作タームで出来ていた基盤を精査し、今のテンションで一気に仕上げた曲です。
同時期の曲は基本的に全て「進撃の巨人」のとあるシーンのことを書いたもので、同時にとあるキャラクターへの想いの代弁のようなものになってます。
そこに込められたメッセージがちょうど今のメンタリティと合致し、このタイミングで採用となりました。
上記2曲に関してはシネマの今の良い部分を煮詰めて出来たような、ある意味当然ともいえる自信作です。
ここからが本E.P.のある意味とても特別たる所以です。過去の曲、それも10年以上前の大変古い曲をこのタイミングだからこそ見直し、今ならリファインできるのではないかと考え、ついにリテイクし、収録することにしました。そう、僕たちは細かいことを意識せずとも昔からいい曲を作ってたと思える様になったのです! (笑)
1年間「貯めた」ことによって、相対的に過去作って来た作品に対して、良い感じの俯瞰でポジティブに捉えられるようになりました。
「NEWDAWN」
知っている人は最早レジェンドクラスのコアファンの方だと思いますが、20歳までくらいの僕たちがライブで演奏していた「DAWN」という曲をリアレンジしたものです。
当時は夜明けをテーマにして出来た曲が多く、この曲がその筆頭でした。とても不思議で、無駄の多いアレンジだったのをソリッドにしつつ、曲の根幹であるメロディには手を加えず、今と昔の中間地点を上手に表現できたのではないかと思います。
「stereo future」
こちらも知る人ぞ知るcinema staffにおける最初の流通音源(コンピレーションCD)に入っていた曲です。今では考えられないくらいシンプルで要素の少ない曲ではありますが、逆に飯田くんの作ったメロディの良さが際立っています。
「ANSWER」
久野くん加入前、高校時代に作られた曲です。清々しくなる程ずっとピュアなエイトビートで突き抜ける感じですね。10代故の行き場の無いフラストレーションの塊といいますか…
ほとばしるテンション感はこの歳になっても表現できたのではないかと思います。
タグ : J-インディーズ
掲載: 2021年05月26日 12:00