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世界中のカフェ・ムードが味わえる、くつろぎに満たされた至福の一枚『プテュマヨ・ワールド・カフェ』

『プテュマヨ・ワールド・カフェ』

毎回ユニークなコンセプトとともにワールド・ミュージックをどなたにも分かりやすく紹介している米国のレーベルPUTUMAYO WORLD MUSIC。PUTUMAYOは音楽による世界の旅をメイン・テーマに、コンゴからキューバ、ローマからリオ、ニューオーリンズからノバスコシアにいたるまでの世界津々浦々の音楽を収集し、毎回一つのコンセプトに沿った編集盤を制作しています。その中でも特に人気となっているのが『アフリカン・カフェ』や『パリ・カフェ』など、多種多様なカフェ文化の雰囲気を味わうのにぴったりな〈世界のカフェ・シリーズ〉。この人気シリーズ最新作が、今回ご紹介する『プテュマヨ・ワールド・カフェ』です。

親しい友人とのリラックスした対話の場、旅行者たちにとってはちょっとしたやどり木、またアーティスト/作家の人々にとってはアイディアをまとめるのに最適な空間として、世界中で愛されている〈カフェ〉。今回の作品にコンパイルされたのは、いずれも世界各地のカフェ文化や伝統音楽的要素が色濃く反映されていることはもとより、快適空間を演出するBGMの要素も持ち合わせたリラックス・ムード漂うナンバーばかりとなりました。

まず冒頭一曲目は西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に浮かぶオランダ領の島:アルバ出身のウォーリー・ウォーニング。アコーディオンの素朴な音色をフィーチャーしつつ、レゲエの要素も取り込んだ温かみのあるアクースティック・ポップ・サウンドが、のんびりとした幸せな時間を提供してくれます。続いてアフリカ大陸カーボヴェルデ共和国出身のミロカ・パリス。〈アイランド・リズム・イノヴェーター〉と呼ばれている彼らしく、シェイカーなどをはじめとするパーカッション楽器の軽やかなリズムとアクースティック系弦楽器の織りなすアンサンブルで、大西洋のメロウな風を思い描かせてくれます。3曲目は西アフリカの弦楽器ンゴーニを操る最高のマエストロとして知られるバセク・クヤーテの息子:ムスタファ・クヤーテとフランスのギタリスト/歌手のロマン・マラグヌーのコラボレーション・ナンバー。繊細なアクースティック・ギター演奏によるヨーロピアン・テイストあふれる旋律とンゴーニやバラフォンなどによるマリ伝統の音が絶妙なハーモニーを奏でる、ヒーリング効果も高い一曲です。他にもボサ・ノーヴァからマンディング、ラテン音楽に至るまでの様々な民俗音楽要素を織り交ぜ、独自のミクスチュア・サウンド・ワールドを展開させているイグナシオ・マリア・ゴメスや、イスラエル・ケファルサヴァ出身の人気SSWイダン・ライヒェル、エスプリが効いた小粋な楽曲群が魅力のフランス人SSWカールトン・ララなど、全10アーティスト10曲を収録。

良い季節になってきたにもかかわらず、新型ウィルス蔓延の影響で外でのカフェ・タイムを楽しむこともままならなくなっている昨今。この一枚をお供に、是非お家カフェを楽しまれてみてはいかがででしょうか?

輸入盤:国内流通仕様CD

日本語解説/帯付き


輸入盤CD


【収録曲】
1. Wally Warning - E Ta Gia Mi
2. Miroca Paris - Mund Amor
3. Moustafa Kouyate & Romain Malagnoux - La Ligne Bleue
4. Alessandro D'Orazi - Profumo di Caffe
5. Constance Amiot with JP Nataf - Resonances
6. Ignacio Maria Gomez - Tchen Doro
7. Idan Raichel - Achshav Nish'arnu Shney'nu
8. Curly Strings - Miks Sa Murrad Mind
9. Carlton Rara - Choukoun
10. Dom La Nena - Juste une Chanson

タグ : 世界の音楽

掲載: 2021年06月07日 15:46